ジョイス・ラム《 あそ(という風景)をよむ 》

「GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019 – オブジェとしての本」展示作品
 RAM Trainee

《 あそ(という風景)をよむ 

私たちが知っている本の形は、ページがぎっしり綴じられて、人間の手の大きさに合わせてサイズが決められ、周りの環境に影響されずどこにいても読めるように設計されている。この本は、熊本県阿蘇山という自然の中で集めてきたテクスチャーをデジタル再構築し、紙という平面に印刷し、さらに展示空間に拡張させていく。ここでしか読めない本を、自然とデジタルの要素が混ざり合ったイメージで作り上げた。

Images: Dino Rib

(2019年-,インスタレーション

 

 

 

香港生まれ。
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)日本語・経済学科卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。アートブックをはじめ、出版物からコンサルティングまで広義での編集に携わる。担当作品集は武田鉄平『PAINTINGS OF PAINTING』、『We Don’t Know God: Chim↑Pom 2005-2019』、片山真理『GIFT』(ユナイテッドヴァガボンズ)など。個人でブックアートの制作を手がけている。美篶堂が運営する本づくり学校で手製本を学んでいる。