RAMフェローのJang-Chiによるシリーズ企画《ウラ・ムラの隅景》のオリエンテーションをかねて、リーディング・セッションが行われました。まず、Jang-Chiから《ウラ・ムラの隅景》のプロジェクト概要が伝えられ、ロラン・バルトの「偶景」と本プロジェクトの「隅景」の概念的な関係や、ローカルを扱うことの意味などが説明されました。

そののちに、ミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』(水声社, 2013)、ミシェル・フーコー「他者の場所——混在郷について」『ミシェル・フーコー思考集成<10>』(筑摩書房, 2002)を参加者で読みこんでいきました。

 

【開催概要】
日時 : 2019年 7月3日[水]19:00 - 22:00
会場 : 東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
主催 : 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
助成 : 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」

講師 : Jang-Chi[アーティスト・コレクティブ オル太]

企画 : Jang-Chi
運営 : 西本健吾
記録 : 澤本望, 村田萌菜
監修 : 和田信太郎

2019-07-04|