今福龍太を講師にむかえ「青森」についてのレクチャーが行われました。

青森と鹿児島、青森とアイヌなどのつながりから青森を群島的に捉え直すとともに、青森出身の文学者——太宰治、寺山修司、津島佑子など——のテクストから青森という場所性がもつ特異な文学的磁場について語られました。

今回のレクチャーはシリーズ企画《ウラ・ムラの隅景》の一環で行われる予定の「青森フィールドサーヴェイ」に向けてのレクチャーも兼ねており、青森を訪れる際の手がかりが提示され、フィールドサーヴェイの内容を検討していくきっかけとなりました。

 

【開催概要】
日時 : 2019年9月22日[日] 16:00 - 21:00
会場 : 東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎3Fスタジオ
主催 : 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
助成 : 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」

講師:今福龍太[人類学者]

企画:今福龍太
運営:西本健吾
記録:澤本望
監修:和田信太郎

2019-09-22|