RAM2は、各自の制作や研究を深める場であり、かつ似たような問題意識を持つ機関や組織と協働・議論するプラットフォームを創出することも目的の一つです。
RAM2では、小森はるか氏、瀬尾夏美氏の活動拠点である仙台のNOOK(ノーク)を訪問します。NOOK、PortB(田中沙季)、青柳菜摘が具体的な活動を紹介し、研修生、フェローやスタッフとともに、リサーチと表現の関係をテーマに、他者(人に限らない)を引き受けるときの表現や作品化における問題意識について議論します。

 

日時:
2018年8月6日(月)13:00-16:00

会場:

東北リサーチとアートセンター(TRAC)

 

講師プロフィール:
小森はるか・瀬尾夏美(NOOK)
映像作家の小森と画家で作家の瀬尾によるアートユニット。2011年3月、ふたりで東北沿岸にボランティアに行ったことをきっかけにして活動開始。2012年より3年間、岩手県陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年、東北で活動する仲間とともに、記録を受け渡すための表現をつくる組織「一般社団法人NOOK」を設立し、仙台に拠点を移す。現在も、風景と人びとのことばの記録を軸に制作・発表を続けながら、ワークショップや対話の場の企画と運営も行っている。おもな展覧会に、「calling from the waves」Husk Gallery/ロンドン(2014)、「記録と想起-イメージの家を歩く-」せんだいメディアテーク/仙台(2014)、「あたらしい地面/地底のうたを聴く」ギャラリー・ハシモト/東京(2015)、「キオクのかたち、キロクのかたち」横浜市民ギャラリー/横浜(2017)、など。また、巡回展「波のした、土のうえ」「遠い火|山の終戦」を、日本各地に自主企画で巡回中。

参考リンク:
一般社団法人NOOK
http://nook.or.jp/

2018-08-05|