アートノード・ミーティング05

せんだいメディアテークとの共同開催によって、公開イベントを開催しました。
川俣正氏が「人道橋が津波で流された」という住人の思いを聞いたことから、貞山運河という南北に流れる運河をゆく橋の機能をもった「みんなの船」を制作しています。「みんなの船」プロジェクトは、東日本大震災の津波被災地区で進める長期プロジェクト「仙台インプログレス」の第1弾です。「みんなの船」プロジェクトの報告会に、台湾から龔卓軍(ゴン・ジョジュン)氏をお招きし、震災の記憶とは何か、伝承する実践とは何か、語ることを通してその真意に迫っていきました。

川俣正氏からの活動報告の後、龔卓軍(ゴン・ジョジュン)氏は、自身がチーフキュレーターを務めた台湾の『近未来的交陪:2017蕭壠国際現代芸術祭』についてプレゼンテーションしました。そして、桂英史氏がモデレーターを務め「ホスピタリティ / 観光とは」をテーマに、川俣氏、ゴン氏、甲斐賢治氏と共に美術館のホスピタリティとは何かについて議論を深めました。

 

【開催概要】
http://geidai-ram.jp/event/419/
日時:2018年8月5日(日)13:30-16:00
会場:せんだいメディアテーク 1階オープンスクエア
主催:せんだいメディアテーク(公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
共催:geidaiRAM2(東京藝術大学大学院映像研究科)
助成:損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会 2021 Arts Fund)
平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」

企画進行:和田信太郎
広報:西山有子
写真:村田萌菜
映像:澤本望

Report Manga : 青柳菜摘(RAM2フェロー / アーティスト) | Download PDF

2018-08-05|