小山渉《社会は夢の共同体 -みえないものを語る-》

「RAM PRACTICE – ポストドキュメンタリーをめぐって」上映作品
 RAM2 Trainee 

小山渉《社会は夢の共同体 -みえないものを語る-》

 

《社会は夢の共同体 -みえないものを語る-》

精神の病を患う方を対象に「今までにみえないものについて経験したこと」を語ってもらう。そして話の内容から浮かび上がるイメージをもとに、作家と共に粘土に形を与えていく。

幻覚、幻聴、妄想などは他者に対してわからないものとして受け止められがちのように思う。しかし、絶対的に共有することが出来ないものであったとしても、共有し考えをすり合わせる中でほんの僅かにお互い歩み寄ることは出来るかもしれない。

ただ、本作では撮影の条件として肉声は取り除き、語る姿は映さず、個人は把握されないようにとの条件の中で行われたが、それはまだお互いに歩み寄るということの難しさをどこか私に感じさせた。

(2018年,  18 min)

 

 

 

小山渉[アーティスト]
1992 東京都生まれ
2016 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻 卒業
主な展示
2018 「作品を「飾る」#1 -相模原 Super Open Studio-」相原スタジオ/東京
2018 「Escape」Art Center Ongoing/東京
作品制作のテーマは「人が作り出す幻(幽霊)」について、主に映像作品を制作する。
制作に度々幽霊という言葉を用いるが、その言葉の位置づけは社会や個人にとってのある中間性として考えている。

 

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2019-02-14|