《 taba 》

RAM シニアフェローの今福⿓太とともに、対話を重ねる BBS(掲⽰板)企画です。今福は『書物変⾝譚』(新潮社、2014年)にて、ヘンリー・D・ソローの『ウォールデン』に登場する「the bulk of pages」という部分の bulk という語について、定訳の「⼤部分」ではなく「ページのひとまとまりの束」を含意する⾔葉として解釈し、それを書物として印刷されることなく忘れられていく、ある「かさ」や「あつみ」として引き受けます。
今やあらゆる場所・⼈と繋がることができるかのように⾒えるインターネット空間において、対話をいかに蓄積することができるのかを思考しながら、⾔語を中⼼に写真・絵・⾳なども⽤いつつ、やりとりを続けていきます。それは、体系化を逃れつづける〈しらせ〉の集まり、書物の原初形態としての「詞華集(アンソロジー)」を共同で編纂していく⾏為でもあるかもしれません。

今福 龍太[⽂化⼈類学者・批評家/東京藝術⼤学⼤学院映像研究科特任教授]
クレオール⽂化研究の第⼀⼈者。1980年代初頭からラテンアメリカ・カリブ海各地でフィールドワークに従事し、2002年からは奄美・沖縄・台湾の群島を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美⾃由⼤学〉を主宰する。ブラジルの⼤学でも教鞭をとる。著書に『ミニマ・グラシア』『群島-世界論』『ジェロニモたちの⽅⾈』『レヴィ=ストロース 夜と⾳楽』『ヘンリー・ソロー 野⽣の学舎』など多数。

【開催日時】
#1 tabaオープニングトーク(Youtube Live音声配信)(2020.7.2)
オリジナル掲示板にて開催

2020-10-20|