2018 2014 – 2016
#17 geidaiRAM GLOSSARY 2014 – 15
RAM MEMBER[2015年03月15日]
2014年度のgeidaiRAMで出てきた約70の重要概念について、研修生を中心に調査執筆。2014年度の開催記録を含むドキュメントであると同時に、今後へ向けた出発点となるコンセプトブックとして、105ページに及ぶ「geidaiRAM GLOSSARY 2014-15」がまとめられた。
#16 SR[代替現実]技術――現実と仮想の境界がなくなる?
藤井直敬[2015年01月30日]
私たちが信じている現実は、果たして絶対的なものなのか? geidaiRAMのオープンレクチャー第11回は、ゲストに藤井直敬氏[株式会社ハコスコ代表取締役]を迎え、仮想と現実の境界がわからなくなるほどのSRの技術についてお話いただいた。この技術をこれからいかに使っていくか、その可能性についても対話が広がった。
#15 国際シンポジウム|アジア零時
龔卓軍 × 相馬千秋 × 高山明 × 桂英史[2015年01月25日]
geidaiRAM が開講当初から掲げてきた「アジア」のテーマを国際シンポジウムで取り上げた。今、アートはどのように「アジア」と関わり、「アジア」にアプローチできるのか? 独自の思想と手法で「アジア」を思考してきた4 人の登壇者の議論から、向
き合うべき本質的な問いが共有される場を開いた。
#11 労働と芸術の公共性を考える
吉澤弥生 × 深田晃司[2014年12月15日]
芸術の不安定な労働環境を、わたしたちはこれからいかに考え、変えていくことができるのか。オープンレクチャー第6回は吉澤弥生氏[共立女子大学文芸学部専任講師]と深田晃司氏[映画監督]、そして多くの若い参加者とともに日本の現状について意見を交換した。
#9 社会の問いとしての伝統
濱崎加奈子[2014年10月21日]
「アート」の中の伝統芸能ではなく、「社会」の中の歴史と伝統文化をふたたび考えること。geidaiRAMのオープンレクチャー第4回は濱崎加奈子氏[伝統文化プロデュース連代表]を迎え、今の日本社会における伝統文化の可能性と困難について対話が交わされた。
#8 Lecture in Progress:対話の実験
川俣正[2014年09月30日]
オープンレクチャー第3回では、アーティストの川俣正氏を迎え、幅広いテーマで率直な対話が交わされた。川俣氏の「誰にでも開かれているということは、誰にも開かれていないということ」という言葉から、これからの日本のアートについて考えることができるのではないか。
#6 公共文化施設の管理運営と指定管理者制度
西松照生[2014年08月04日]
geidaiRAM総務講座第4回目は、公共文化施設の管理運営と指定管理者制度をめぐる諸問題や今後の展望について議論した。自治体などの調査やコンサルティングに携わっている株式会社三菱総合研究所の西松照生さんを招き、具体的な文化施設の管理・運営の事例をもとに意見を交わした。
#5 映画・映像とコミュニティ:文化の公共性を考える
堀越謙三[2014年07月25日]
豊かな映像・映画の文化を守るために、今、できることは何か。
#4 アートと労働:法律と権利を学び、考える
弓倉京平[2014年07月18日]
geidaiRAM総務講座第3回目は、「働き方のかたち」を出発点として労働・契約・雇用に関する法制度を改めて概観し、労働環境をめぐる課題について議論した。弁護士の弓倉京平氏をお招きし、労働紛争に関する様々な具体例と共に、雇用関係・労働法・下請法からアートの現場を捉え直した。
#3 「お金」から見つめる日本のアートプロジェクト
山内真理[2014年07月07日]
アートにとって「お金」は、たんに作品制作やプロジェクト実現のツールに過ぎないのか。geidaiRAMの総務講座第2回目は、公認会計士・税理士の山内真理氏を迎え、コミュニケーション手段としての「お金」、「価値提案とコミットメント」としての会計・税務・組織デザインといった、アートにとって不可欠ながらもあまり語られないテーマを議論した。
#2 「労働者」として携わるアート――人権と憲法から考える
須田洋平[2014年06月23日]
アーティストの「権利」として著作権等の議論が活発になる一方で、アートマネジメントが語るべき「権利」の問題は、より根底的に捉え直すことができるのではないか。「権利の主体としてのアーティストを対象とするマネジメント」の実現のために、geidaiRAM総務講座第1回目では、法と権利の根本的な視点から、憲法の危機やグローバル化の時代における表現の社会性について議論した。
#1 エンゲージメントのあるアートへ向けて
桂英史 × 高山明[2014年06月09日]
geidaiRAMを開講するにあたり、プログラム責任者の桂英史がその理念を語り、さらにプロジェクト実習講師の高山明氏と対談。社会に開かれた大学、アートプロジェクトの問い直し、リサーチの意義、そしてエンゲージメントと公共性について、現代社会においてアートを捉え直すための出発点を議論した。