GEIDAI BIBLIOSCAPE  2019

東京藝術大学附属図書館では、2019年9月6日(金)から8日(日)までの3日間にわたり、GEIDAI BIBLIOSCAPE 2019を開催します。毎年、藝祭期間に合わせて、蓄音機コンサート、古書バザール、Art Book Trade Fair ×古本募金を実施し、多くの方に来場いただきました。今年度はこれらに加えて、大学院映像研究科、RAM Association、コ本や honkbooksとの共同のもとで、展覧会「オブジェとしての本」を開催します。「本とは何か」その思索を芸術表現によって試み、学生たちを中心に31組のアーティストたちが展示やパフォーマンス、ワークショップなどさまざまな形で発表します。このGEIDAI BIBLIOSCAPE 2019では、図書館という場を創造的な活動のプラットフォームとすることで、本をめぐる新たな発見の機会になればと願っています。

|開催イベント|
・オブジェとしての本
・蓄音機コンサート
・古書バザール
・Art Book Trade Fair × 古本募金


GEIDAI BIBLIOSCAPE  2019

|会期| 2019年9月6日[金]- 8日[日]*東京藝術大学藝祭期間中
|時間|
DAY1(9/6金) 13:00 – 19:00
DAY2(9/7土) 10:00 – 17:00
DAY3(9/8日) 10:00 – 17:00
|会場| 東京藝術大学附属図書館B棟(東京都台東区上野公園12-8)
|URL| http://geidai-ram.jp/geidaibiblioscape2019/
|お問い合わせ| geidairam@gmail.com(RAM Association事務局)

|企画| 東京藝術大学附属図書館, 東京藝術大学大学院映像研究科, RAM Association, コ本や honkbooks
|助成| 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」


>>>オブジェとしての本
あなたのカバンに入っているその本。その1冊の本には、何が綴じられているだろう。本をめくるとき、そのメディアの持つあらゆる側面が顔を覗かせる。情報の伝達。物質であること。権威性。私たちは本に対する思索を深め、実際に手を動かしながら、各々の視点をもとに作品制作を通して、独自のメディア論の形成をめざしていきます。「GEIDAI BIBLIOSCAPE  2019」では、大学院映像研究科メディア映像専攻修士1年を中心に、RAM Associationからは研修生やインターンも参加して、多彩なゲストたち(コ本や honkbooks企画)も加わり、総勢31組のアーティストたちが展示、パフォーマンス、ワークショップとさまざまな形で「オブジェとしての本」を発表します。

▼参加アーティスト:(五十音順)
【大学院映像研究科メディア映像専攻 修士1年】
大里淳
, 大滝彩加, 岡千穂, 古閑慶治, 小林舞衣, 椎名悠香, 宍倉志信, 志村茉那美, 平井亨季, 福原翼

【RAM Association 研修生, インターン】
池田愛
, 久保枝里紗, 倉谷卓, ジョイス・ラム, 土本亜祐美, makoto, 大和由佳, 吉田高尾, EAC東アジア共同体・建国神話リサーチセンター/万里(madeno)

【ゲストアーティスト(展示)】
青柳菜摘
, 伊東友子+時里充, 池亜佐美・山中澪, 小光, タゴチャン, CHIHO IWAKAWA / MEGUNINJA / TAKAKO MINEKAWA

【ゲストアーティスト(イベント)】
屋上
, オル太, かえるP, カニエ・ナハ

▼イベント:
DAY1(9/6金 14:00 – 18:30)「《Daily drawing, Daily page」vol.29」 オル太[アーティスト・コレクティブ]
DAY2(9/7土 10:00 – 17:00)「『都市の土着料理』のためのスタディ ライブ・パブリッシング」 屋上[メディアと場所をつくるチーム]
DAY3(9/8日10:00 – 17:00)「《オブジェとしての本》をめぐる3つのワークショップ」 カニエ・ナハ[詩人], かえるP[ダンスユニット/ゲスト]

※イベントの時間はタイムテーブルをご覧ください。

>>>蓄音機コンサート
図書館で所蔵している蓄音機とSPレコードによる30分のミニコンサート。

【Program A:エジソンレコードで聴くヴァイオリニスト】
ベルリナーの円盤式レコードとは異なる魅力を持つエジソンレコード、今回はそんなエジソンレコードでヴァイオリニストの巨匠の演奏をお届けします。レコードの違い、そして音の違いを楽しんで頂けたらと思います。

【Program B:レコードで追うオーケストラ作品~フランス編】
今年没後150年を迎えるエクトル・ベルリオーズをはじめ、19世紀から20世紀にかけてフランスで活躍をした作曲家の作品を追っていきたいと思います。《幻想交響曲》《死の舞踏》《魔法使いの弟子》といった有名な作品が音楽史においてどう位置付けられるのか紐解いていきます。
【Program C:みんなで踊ろう!ダンスミュージック特集】
今年はタンゴ、マンボといったダンスミュージックでおなじみの曲を蓄音機でお届けします。これを聴いたら、音楽に合わせて体も動いてしまうかも。
※コンサートの時間はタイムテーブルをご覧ください。

>>>古書バザール
千円を寄付すると図書館で受入対象外になった本3冊とオリジナルトートバッグがもらえます。

>>>Art Book Trade Fair × 古本募金

中々お目にかかれない洋物アートブックと楽譜を展示します。皆さんにお気に入りを選んでいただき図書館購入の参考にさせていただきます。購入資金として古本募金でいただいたお金を使います。
協力:flotsam books & アカデミアミュージック

 

タイムテーブル