「RAM PRACTICE – ポストドキュメンタリーをめぐって」上映作品
GUEST ARTIST
伊阪 柊《Sprout》
伊阪 柊《Sprout》
《Sprout》
1980年に噴火したセントヘレンズ山と周辺都市の関係を追う映像作品。
(2018年, 22 min)
伊阪 柊 [映像作家]
1990年奈良県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程在籍。映像による環境科学と感覚認識を横断するアナロジーの作出を行う。環境の動態を捉える上での映像に必要なアクターを、対象となる固有の環境に介入することで作り出し、それらが映像制作空間の中で立ち振る舞う様子そのものをドキュメントする。いわば環境の動態表象としてのフィクションが生成される過程を追跡するドキュメンタリー映像の制作を目指す。近年は環太平洋造山帯というハイパーオブジェクトに対するアプローチの探求を継続している。その一環として、セントへレンズ山の動態をドキュメンタリー制作を通して追跡している。