玄宇民が「イマジナリーライン」を手がかりに進めているプロジェクトです。国境や境界という「イマジナリーライン」と、映像の「切り返し」やモンタージュに関わる「イマジナリーライン」。この二つが上手く交差する方法を、香港の離島と韓国の済州島を舞台にリサーチを進めています。
プロフィール:
玄 宇民[RAM2フェロー/映像作家]
東京生まれ。生まれた地を離れた人々のありようと移動の記憶、マイグレーションをテーマに韓国と日本で映像作品を制作。最近作は戦前の日本に暮らした韓国人女性飛行士の足取りを俳優と共にたどる『未完の旅路への旅』(2017)。2016年以降ソウル独立映画祭 (韓国)、Taiwan International Video Art Exhibition(台湾)、ディアスポラ映画祭(韓国)で作品上映。東京大学文学部美学芸術学専修卒業。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻博士後期課程修了。
http://vimeo.com/woominhyun
場所:
香港/済州島(韓国)
日時:
2018年