無形の作品であるパフォーミングアーツをアーカイヴするために、写真をメディアとして扱っていたアーティストがどういった方法論や技術で確立していったのか。その手法や技術を具体的な事例をもとに紹介してもらい、アーカイヴの意味を考えていきたいと思います。アーカイヴにとって欠くことのできないメタデータやデータベースは、同時代を考える上でのトピックでもあります。歴史(History)や物語ること(Story)について、そうしたタームからも迫っていきましょう。
当日は、演劇博物館の展示物を山崎健太氏(現代演劇・批評)に案内してもらいます。
その後、土屋氏にレクチャーをしてもらいます。
日時:2018年7月16日(月・祝)14:00-19:00
会場:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
協力:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
講師プロフィール:
土屋紳一 [アーキビスト・アーティスト]
東京造形大学デザイン学科メディア計画コース卒業、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)ラボ科卒業。デュッセルドルフ芸術アカデミー写真学科を卒業し、トーマス・ルフよりマイスターシューラーの称号を取得。現在、早稲田大学演劇博物館デジタルアーカイブ室所属。国内外で写真を中心に展開した作品を発表。
参考リンク:
座談会:アーカイヴと表象文化論の現在
https://www.repre.org/repre/vol33/special/roundtable-archive/
F/T16から探る舞台芸術批評とドキュメントの「これから」
http://www.festival-tokyo.jp/16/ft_focus/17vol2/