2020年度の初回は、今年度のオリエンテーションと併せて、研修生の自己紹介も兼ねて、各自がこれまでに取り組んできた活動やバックグラウンド、問題意識、考え方を共有し議論するメンバーズ・セッションを2日間にわたって行いました。
プレゼンテーション形式で発表し合い、それぞれの立場や専門性から、芸術、歴史、環境、社会について<現在>を再考するセッションを重ねていき、経験や実践からの対話を目指しました。
コロナ禍によって、芸術表現の条件を根底から問い直すことでもあり、プロジェクトやリサーチをベースにした、これまでの活動を中断することも少なくなかった。そうした中で開催する今年度は、こうした事態にどう向き合っていくか、表現の場を主体的に作り上げていくセルフプロデュースについて、RAMディレクターの和田信太郎から問題提起があり、2020年度のRAMが本格的に始動しました。

【開催概要】
日時 : 2020年7月25日[土]- 7月26日[日]
会場 : オンライン(Zoomミーティング)
主催 : 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
助成 :令和2年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」

2020-07-27|