body possession

映像(15min, 2021)

自分の身体は自分のものと言えるだろうか。
例えば、ウイルスなどの細菌が身体に侵入したときや、寒くて身体が震えるとき、ひどい月経痛のとき、妊娠したときに、身体を思い通りに動かすことができなくなる。自分以外のものが自分の身体をPossession(所有)したと感じた経験に基づき、指示書を作成した。
また、生理学的な現象以外にも、社会的な状況によって自分の身体の所有権を失うことがある。例えば、コロナ禍において、「自粛」を合言葉に行われる生政治的な行動の規制などがある。
パフォーマンスにあたって、同一の指示書に則り、異なるロケーションで展開した。zoomを用いたオンライン形式と、人通りの多い駅前で行うオフライン形式を実施した。


pose collective

メンバー:上野貴弘、宇佐美 奈緒、羅絲佳、Jang-Chi、Yuni Hong Charpe


参加プログラム
>>>>《RAM PRACTICE 2021》EXHIBITION