9,000スクエアフィート 

映像(シングルチャンネル, 12min, HD, 2021)

18世紀末、イギリス産業革命真っ只中のロンドン郊外、テムズ川沿いのキングストン・ハイストリートに住んでいたセザー・ピクトン。子供の頃セネガルから黒人奴隷貿易船で連れてこられフィリップス卿の召使いをして育ったが、独立し石炭卸業で成功し裕福になる時に住んでいた家がある。散歩中にこの白い家を見つけた地元男性は、見つけた番号に電話をかける。2020年、人との接触が制限されるなか、200年前の人物と場所を通じて接触しようとする試み。

※本作は《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENINGでもご視聴いただけます。




Akari Yasuda-Akiki

広島県出身、ロンドン/アブダビ在住。東京の出版社で編集者を経て2011年に渡英、2018年ロンドン芸術大学ファインアート学部卒業。主な芸術的実践はポスト人新世の美学における複数の意味や解釈、ハイブリッドの可能性に関係している。作品はロンドンの展覧会で発表されるとともにTENTギャラリー(ロッテルダム)、Freerotation Festival(ウェールズ)等で上映され、TENT Academy Awards 2018(ロッテルダム)にノミネートされた。

https://www.akariyasuda.com/


参加プログラム
>>>>《RAM PRACTICE 2021》EXHIBITION

>>>>《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENING