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《 THE FUNNY HOUSE IS GONE 》
映像(シングルチャンネル, 8min, HD, 2021)
リサイクルショップはマルク・オジェがいうように「非ー場所」である。その消費空間で私たちは仮染めの選択と所有の自由とアイデンティティを獲得することができる。だが骨董とは異なる2次、3次消費物はフェティッシュを生むことは難しい。消費されない物たちの存在は恐ろしくもある。強奪や異質性の恐怖というより、無欲や同質性による恐怖。ならばリサイクルショップでホラーについて考えることも可能かもしれない。登場する亡霊の存在、おそらくその中のひとりは私たちである。
※本作は《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENINGでもご視聴いただけます。
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佐藤貴宏
Takahiro Sato
多摩美術大学映像演劇学科卒。東京芸術大学大学院メディア映像修了。映像作家。PUMPQUAKESメンバー。映像における哲学的思考実験と実践のプロセスの中で、サウンドとイメージの関係とそのメディアの記録性の問題を主に扱う。ドキュメンタリーから映像インスタレーション、サウンドパフォーマンスとその形態は様々であるが一貫してヒューモア的批判精神による快感の共有を目的とした制作を行う。
参加プログラム
>>>>《RAM PRACTICE 2021》EXHIBITION
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>>>>《RAM PRACTICE 2021》ONLINE SCREENING
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