《 ミッシング・サン 》
インスタレーション（映像,シングルチャンネル, 13:30）, 2021
国立競技場周辺には、1964年のオリンピック開催に合わせて建てられた国旗掲揚塔が点在している。果たして2度目のオリンピックは無事に開かれ、塔に日の丸ははためくのだろうか。東京の緊急事態宣言の延長が決まった3月、国や自分自身の状況にやりようのなさを感じながら、ぼくはこの塔に「白旗を揚げる」ことにした。
写真：松尾宇人
トモトシ
tomotoshi
1983年山口県生まれ、東京都在住。 10年にわたって建築設計・都市計画に携わり、2014年より映像インスタレーション作品を発表。都市空間や公共ルールに歪みを生むアクションを行うことで制作している。西荻窪にTOMO都市美術館を企画運営。 主な展覧会に「ヘルニア都市」（トモ都市美術館、2020）「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館、2019年)、「あいちトリエンナーレ2019」(豊田市、2019年) がある。
参加プログラム
＞＞＞＞《RAM PRACTICE 2021》EXHIBITION
