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東京藝術大学大学院映像研究科が主催する人材育成事業geidaiRAM(Research-based Arts Management)では、一般公開のレクチャー・シリーズを開催しています。社会を巡る状況が大きく変化しつつある中、日本におけるアートマネジメントやアートプロジェクトを問い直し、地域やコミュニティとアートの関係を捉え直すために、geidaiRAMではさまざまなゲストを招いて公開で議論することで、社会に問いを開いていきたいと思います。

シリーズ第5回目は、国内外で非常に幅広いプロジェクトプロデュースを手がけてきた桂英史氏をお迎えします。公共文化施設、大学、図書館、精神医療、民間企業、建築家やアーティストとの共同作業、国家規模のアーカイヴ構築、NPOの立ち上げ等々、さまざまなかたちで「公共」と関わり、行政や資本との権力ゲームに身をさらしつつ、文化芸術や教育の「観客」「利用者」のあり方を更新しようと試みてきた桂氏のお話をまとまったかたちでうかがえる貴重な機会です。

みなさまのご参加をお待ちしています。

【入場無料・事前予約不要|受講生以外の方もご参加頂けます】
日時:2014年11月26日(水)18:30〜21:30
場所:東京藝術大学上野キャンパス美術学部中央棟1F第1講義室 (http://www.geidai.ac.jp/access/ueno)
主催:東京藝術大学大学院映像研究科 平成26年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」

講師プロフィール:
桂英史(かつら・えいし)
東京藝術大学大学院映像研究科教授。1959年長崎県生まれ。図書館情報大学大学院修了。専門はメディア研究。データベースやアーカイヴの構築を実践しながら、近代以降の社会思想とメディアテクノロジーが知のあり方に与えた影響を考察している。主な著書に『人間交際術』(平凡社新書)、『東京ディズニーランドの神話学』(青弓社)、『インタラクティブ・マインド』(NTT出版)などがある。

企画・運営・広報 : geidaiRAM
デザイン : 森純平(geidaiRAM)