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東京藝術大学大学院映像研究科が主催する人材育成事業geidaiRAM(Research-based Arts Management)では、一般公開のレクチャー・シリーズを開催いたします。現在、社会を巡る状況が大きく変化しつつある中で、日本におけるアートマネジメントやアートプロジェクトをもう一度問い直し、地域や社会とアートの関係を捉え直すべき時期にさしかかっているのではないでしょうか。geidaiRAMでは、こうした問題意識のもと、さまざまなゲストを招いて議論し、それを公開することで、社会に問いを開いていきたいと思います。

シリーズ第1回目の今回は、渋谷にユーロスペースを開館し、国内外の才能を紹介すると同時に、次世代の育成にも取り組み、映画・映像とコミュニティの関係にも関わってきた堀越謙三さんをゲストにお迎えします。堀越さんの多面的な活動に触れると同時に、映画・映像の話題にとどまらず、文化の公共性について深く議論し考え直す機会にしたいと思います。

なお、本レクチャー・シリーズの企画・広報・運営・デザイン・記録はすべて、一般公募により集まったgeidaiRAM研修生により行われています。

日時:2014年7月25日(金)18:30~21:30 入場無料、事前申込不要
場所:東京藝術大学上野キャンパス美術学部中央棟2F第3講義室(http://www.geidai.ac.jp/access/ueno goo.gl/WggVX6)
主催:東京藝術大学大学院映像研究科
平成26年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」

講師プロフィール:
堀越謙三(ほりこし・けんぞう)
1977 年に自主上映と配給活動を開始。82年、渋谷にユーロスペースを開館(現代表)。以後独自の視点で国内外の才能の発見に努め、海外との共同製作も多数。人材育成にも精力を注ぎ、97 年に(財)アテネ・フランセと共同でNPO法人「映画美学校」を設立、代表理事を務め、05 年には東京藝術大学大学院に新設された映像研究科教授に就任、退官後も特別教授を務める。現在、早稲田大学大学院国際情報通信研究科客員教授。また映画・映像文化をはじめとする芸術文化の地域振興活動にも貢献。一般社団法人コミュニティシネマセンター名誉理事。08年仏文科省より芸術文化勲章授章。

企画・運営:小形幸、熊倉優子(geidaiRAM)
宣伝美術・デザイン:渡辺真太郎(geidaiRAM)
協力:飯岡幸子(geidaiRAM)