研修生

  • 飯岡幸子(いいおか・ゆきこ)

    1976年福岡県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業後、映画美学校ドキュメンタリーコースにて佐藤真氏に師事、映像制作をはじめる。撮影・監督作品に『オイディプス王/ク・ナウカ』『ヒノサト』、撮影作品に『ひとつの歌』(杉田協士監督)など。東京藝術大学大学院映像研究科修了。

  • 小形幸(おがた・さち)

    宮城教育大学大学院美術教育専修修了。文化複合施設の学芸アシスタントとして展覧会事業やワークショップの運営を経験の後、レジデンス事業を兼ね備えたアートセンターにて若手アーティスト支援事業を中心に担当。

  • 柿沼美紀(かきぬま・みき)

    日本獣医生命科学大学教授。文学博士。臨床発達心理士。東京生まれ、中学3年から大学卒業まで米国で過ごす。専門は発達心理学。子どもの発達を文化及び自閉症児との比較から研究。他に犬と飼い主の関係、ラットやチンパンジーの発達を研究。主な著書に『子どもの「やさしさ」を育む本』(PHP)、『ペットと社会』(岩波書店)、『動物園で行動観察』(AWHIN電子書籍)。アマチュアオーケストラでヴァイオリンを弾く。

  • 川勝 真一(かわかつ・しんいち)

    RADディレクター、京都造形芸術大学および京都精華大学非常勤講師。1983年生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程在席。建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクトRAD(Research for Architectural Domain)を設立し、建築の展覧会企画、参加型の改修ワークショップ、行政への都市利用提案、コンサルティングなどをおこなっている。

    http://www.radlab.info
  • 川村麻純(かわむら・ますみ)

    東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。他者との関係性に関心をもち、映像と写真で作品を制作している。『川村麻純 Mirror Portraits』資生堂ギャラリー(2013)では、「母と娘」「姉妹」など家族の中の関係性をモチーフに作品を制作。2015年3月~5月に展覧会『鳥の歌』が京都芸術センターで開催予定。

    http://www.masumikawamura.com
  • 木寺元(きでら・はじめ)

    明治大学政治経済学部准教授。東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。専門は政治学。地域をイノベーションする手法としてのアートプロジェクトに研究・教育両面から関心がある。主な著書に『地方分権改革の政治学-制度・アイディア・官僚制』(有斐閣、2012年)ほか。日本公共政策学会理事。

  • 熊倉優子(くまくら・ゆうこ)

    大学でポーランド語を専攻した後、都内の図書館に勤務。図書館勤務の傍ら、大学院で国際関係を学び、主として中東欧の地域研究を行う。趣味は映画鑑賞(特にフランス映画)と旅。現在の最大の関心事項はアートとアーカイヴの関係である。gidaiRAMを通じて、社会で利活用されるアーカイヴのあり方、またアーカイヴの活用の可能性について広く深く考察できればと思う。

  • 島林秀行(しまばやし・ひでゆき)

    1981年富山県生まれ。2004年早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。中小企業診断士。アートがかなり非常に完全に好きなサラリーマン。アートに関わるものであればすべて関心領域(アーティスト、作品、ビジネスetc...)。特に惹かれるのは、新しい方法やコンセプトを以って視覚的冒険を企てているアーティスト。若手作家では金光男が一押し。

  • 武田力(たけだ・りき)

    演出家、俳優。幼稚園勤務を経て、演劇カンパニーのチェルフィッチュに関わる。他に飴屋法水演出『4.48サイコシス』(F/T'09秋)や、長島確との共作『アトレウス家プロジェクト』などに参加。今年度はトーキョーワンダーサイトとKyoto Experimentにて作品を発表する。また、アジア各所の「教育」を相対化することで日本を解体していく演劇プロジェクトも進行中。

  • 田中雅子(たなか・まさこ)

    東京都庭園美術館学芸員。1983年、熊本県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、渡仏。Institut d’Etudes Supérieures des Arts (IESA) アート・ビジネス学科修了。在学中、パリの現代美術ギャラリーで実務を経験したことが、同時代の表現に興味を持つきっかけに。帰国後、東京都現代美術館インターン、G-tokyo事務局などを経て、現在は東京都庭園美術館でリニューアル開館準備に従事。「いま」を軸に、時代や分野を横断する展覧会や新しいプログラムの企画に携わっている。

  • 田中みゆき(たなか・みゆき)

    デザインの領域で展覧会やイベントの企画、書籍や印刷物の編集に携わる。デザインそのものではなく、デザインの考え方を使って、ある概念を体験できる何かにすることを仕事とする。普通の人の生活から生まれる表現に興味を持っている。現代詩手帖特集版『はじまりの対話―PortB「国民投票プロジェクト」』では構成・編集を担当。

  • 永田絢子(ながた・あやこ)

    1986年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現代美術ギャラリー勤務を経て、現在は公的文化事業の運営に携わる傍らで、個人のプロジェクトとして同時代のアーティストと協同し、展覧会やイベントを企画。新たなマネジメントのかたちやアーティストとの関係性の構築を試みている。ほか毎月ピクニックをひらくpicniic(ピクニイク)を共同主宰。都市におけるゆるやかな〈共有〉のあり方を探る実践として、東京の隙間で活動中。

    http://pic-niic.blogspot.jp/
  • 仲本拡史(なかもと・ひろふみ)

    1986年横浜生まれ。映像作家。幼い頃から引っ越しを繰り返し、小学生時代を主にミャンマーとインドネシアで過ごす。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。『無言の乗客』が第63回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にノミネート。『IR PLANET』が第20回ヴィジョン・デュ・レール国際映画祭にノミネート。

    http://h2nakamoto.blogspot.jp
  • 中森圭二郎(なかもり・けいじろう)

    1985年生まれ。2010年から有志のカメラマンと共に東京の貧困問題に関する映像制作を開始。2013年からDIYカルチャーや自主流通、社会運動についてアプローチを試みています。鳥取に移住して、古本、自主流通の音楽や出版物を扱うインフォショップを始める青年を取材したドキュメンタリー映画『BOOKSTORE移住編』が2014年春に完成。ツアーを通して、8都市11会場で上映。

    http://keijironakamori.wix.com/earthb
  • 及位友美(のぞき・ゆみ)

    コーディネーター。慶應義塾大学美学美術史学専攻卒業。取手アートプロジェクト事務局、東京都現代美術館学芸アシスタント、NPO法人アートネットワーク・ジャパン(急な坂スタジオ・フェスティバル/トーキョー)を経て、2012年よりアートプロジェクトのコーディネート、広報媒体の編集・制作などを手掛けるvoidsを立ち上げる。2014年より一般社団法人ノマドプロダクション理事。

    voids: http://www.voids.jp/
    一般社団法人ノマドプロダクション: http://nomadpro.jp/
  • 古原彩乃(ふるはら・あやの)

    1987年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、教育系出版社に学校教材の編集者として務める。退職後大分県別府市へ移住。NPO法人BEPPU PROJECTにて、ワークショップのコーディネートとパフォーミングアーツの制作を担当し、2014年に独立。芸術、教育の領域にこだわらず、「子どもが成長していく場を豊かに耕すこと」をテーマに、学校、児童館、福祉施設等で活動中。

  • 堀江映予(ほりえ・てるよ)

    オーストラリア国立大学にて東南アジア地域研究修士号取得。その後、文化芸術分野の仕事に従事し、アートを通した人物交流や様々な地域でのプロジェクトに興味を持つ。

  • 松原史奈(まつばら・あやな)

    「言葉が意味を剥離され、声や呼吸に還元される瞬間に表れる」もののような、事柄や出来事の曖昧な側面を、どのように受け渡し可能にし、記録していくかに関心を持つ。最近の活動に、HORS PISTES TOKYO 2014 サテライト展での<物語>を利用したコンセプトワーク等。東京藝術大学先端芸術表現科卒。

    http://shakkakuinsatsu.web.fc2.com
  • 森純平(もり・じゅんぺい)

    建築家。1985年マレーシア生まれ。2011年東京藝術大学大学院建築科修了。建築という行為を通して時間を考えながら、アート、まちづくりといった状況を生み出す現場に身を置きつづける。主な活動としてAlice(ナントビエンナーレ)、引戸庵、マイタワークラブ、おっとり社、コジマラジオ、2013年より千葉県松戸市にてアーティスト・イン・レジデンスPARADISE AIRの企画運営等。

    http://junpe1.com
  • 山本紀子(やまもと・のりこ)

    多摩美術大学情報デザイン学科卒業。デザイン事務所、一般企業等でWEB・グラフィックデザインを担当する傍ら、現代美術作家アシスタント、森美術館パブリックプログラムスタッフ等を経験。2008年より横浜市芸術文化振興財団にて、「横浜トリエンナーレ」「ヨコハマ国際映像祭」「横濱ジャズプロムナード」など様々な文化事業の現場で市民協働企画運営、制作コーディネート、広報等を担当。現在は総務部門に従事。

  • 渡辺真太郎(わたなべ・しんたろう)

    山形県生まれ。映像メディアを主体に制作/研究活動を行う一方、SJQ、Tsujiko Noriko、Joan of Arcなど、国内外の様々な音楽家の映像ドキュメントを制作している。主な監督作に「空間現代2」空間現代、「NEW GAMES」goat、「recorded2」Optrum(すべてHEADZ)など。