Member 2014-2016

2020 2019 2018 2014-16(一期)

2014

飯岡幸子(いいおか・ゆきこ)
1976年福岡県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業後、映画美学校ドキュメンタリーコースにて佐藤真氏に師事、映像制作をはじめる。撮影・監督作品に『オイディプス王/ク・ナウカ』『ヒノサト』、撮影作品に『ひとつの歌』(杉田協士監督)など。東京藝術大学大学院映像研究科修了。

小形幸(おがた・さち)
宮城教育大学大学院美術教育専修修了。文化複合施設の学芸アシスタントとして展覧会事業やワークショップの運営を経験の後、レジデンス事業を兼ね備えたアートセンターにて若手アーティスト支援事業を中心に担当。

柿沼美紀(かきぬま・みき)
日本獣医生命科学大学教授。文学博士。臨床発達心理士。東京生まれ、中学3年から大学卒業まで米国で過ごす。専門は発達心理学。子どもの発達を文化及び自閉症児との比較から研究。他に犬と飼い主の関係、ラットやチンパンジーの発達を研究。主な著書に『子どもの「やさしさ」を育む本』(PHP)、『ペットと社会』(岩波書店)、『動物園で行動観察』(AWHIN電子書籍)。アマチュアオーケストラでヴァイオリンを弾く。

川勝 真一(かわかつ・しんいち)
RADディレクター、京都造形芸術大学および京都精華大学非常勤講師。1983年生まれ。京都工芸繊維大学大学院博士後期課程在席。建築的領域の可能性をリサーチするプロジェクトRAD(Research for Architectural Domain)を設立し、建築の展覧会企画、参加型の改修ワークショップ、行政への都市利用提案、コンサルティングなどをおこなっている。http://www.radlab.info

川村麻純(かわむら・ますみ)
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。他者との関係性に関心をもち、映像と写真で作品を制作している。『川村麻純 Mirror Portraits』資生堂ギャラリー(2013)では、「母と娘」「姉妹」など家族の中の関係性をモチーフに作品を制作。2015年3月~5月に展覧会『鳥の歌』が京都芸術センターで開催予定。http://www.masumikawamura.com

木寺元(きでら・はじめ)
明治大学政治経済学部准教授。東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。専門は政治学。地域をイノベーションする手法としてのアートプロジェクトに研究・教育両面から関心がある。主な著書に『地方分権改革の政治学-制度・アイディア・官僚制』(有斐閣、2012年)ほか。日本公共政策学会理事。

熊倉優子(くまくら・ゆうこ)
大学でポーランド語を専攻した後、都内の図書館に勤務。図書館勤務の傍ら、大学院で国際関係を学び、主として中東欧の地域研究を行う。趣味は映画鑑賞(特にフランス映画)と旅。現在の最大の関心事項はアートとアーカイヴの関係である。gidaiRAMを通じて、社会で利活用されるアーカイヴのあり方、またアーカイヴの活用の可能性について広く深く考察できればと思う。

島林秀行(しまばやし・ひでゆき)
1981年富山県生まれ。2004年早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。中小企業診断士。アートがかなり非常に完全に好きなサラリーマン。アートに関わるものであればすべて関心領域(アーティスト、作品、ビジネスetc…)。特に惹かれるのは、新しい方法やコンセプトを以って視覚的冒険を企てているアーティスト。若手作家では金光男が一押し。

武田力(たけだ・りき)
演出家、俳優。幼稚園勤務を経て、演劇カンパニーのチェルフィッチュに関わる。他に飴屋法水演出『4.48サイコシス』(F/T’09秋)や、長島確との共作『アトレウス家プロジェクト』などに参加。今年度はトーキョーワンダーサイトとKyoto Experimentにて作品を発表する。また、アジア各所の「教育」を相対化することで日本を解体していく演劇プロジェクトも進行中。

田中雅子(たなか・まさこ)
東京都庭園美術館学芸員。1983年、熊本県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、渡仏。Institut d’Etudes Supérieures des Arts (IESA) アート・ビジネス学科修了。在学中、パリの現代美術ギャラリーで実務を経験したことが、同時代の表現に興味を持つきっかけに。帰国後、東京都現代美術館インターン、G-tokyo事務局などを経て、現在は東京都庭園美術館でリニューアル開館準備に従事。「いま」を軸に、時代や分野を横断する展覧会や新しいプログラムの企画に携わっている。

田中みゆき(たなか・みゆき)
デザインの領域で展覧会やイベントの企画、書籍や印刷物の編集に携わる。デザインそのものではなく、デザインの考え方を使って、ある概念を体験できる何かにすることを仕事とする。普通の人の生活から生まれる表現に興味を持っている。現代詩手帖特集版『はじまりの対話―PortB「国民投票プロジェクト」』では構成・編集を担当。

永田絢子(ながた・あやこ)
1986年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現代美術ギャラリー勤務を経て、現在は公的文化事業の運営に携わる傍らで、個人のプロジェクトとして同時代のアーティストと協同し、展覧会やイベントを企画。新たなマネジメントのかたちやアーティストとの関係性の構築を試みている。ほか毎月ピクニックをひらくpicniic(ピクニイク)を共同主宰。都市におけるゆるやかな〈共有〉のあり方を探る実践として、東京の隙間で活動中。http://pic-niic.blogspot.jp/

仲本拡史(なかもと・ひろふみ)
1986年横浜生まれ。映像作家。幼い頃から引っ越しを繰り返し、小学生時代を主にミャンマーとインドネシアで過ごす。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。『無言の乗客』が第63回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にノミネート。『IR PLANET』が第20回ヴィジョン・デュ・レール国際映画祭にノミネート。http://h2nakamoto.blogspot.jp

中森圭二郎(なかもり・けいじろう)
1985年生まれ。2010年から有志のカメラマンと共に東京の貧困問題に関する映像制作を開始。2013年からDIYカルチャーや自主流通、社会運動についてアプローチを試みています。鳥取に移住して、古本、自主流通の音楽や出版物を扱うインフォショップを始める青年を取材したドキュメンタリー映画『BOOKSTORE移住編』が2014年春に完成。ツアーを通して、8都市11会場で上映。http://keijironakamori.wix.com/earthb

及位友美(のぞき・ゆみ)
コーディネーター。慶應義塾大学美学美術史学専攻卒業。取手アートプロジェクト事務局、東京都現代美術館学芸アシスタント、NPO法人アートネットワーク・ジャパン(急な坂スタジオ・フェスティバル/トーキョー)を経て、2012年よりアートプロジェクトのコーディネート、広報媒体の編集・制作などを手掛けるvoidsを立ち上げる。2014年より一般社団法人ノマドプロダクション理事。voids: http://www.voids.jp/
一般社団法人ノマドプロダクション: http://nomadpro.jp/

古原彩乃(ふるはら・あやの)
1987年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、教育系出版社に学校教材の編集者として務める。退職後大分県別府市へ移住。NPO法人BEPPU PROJECTにて、ワークショップのコーディネートとパフォーミングアーツの制作を担当し、2014年に独立。芸術、教育の領域にこだわらず、「子どもが成長していく場を豊かに耕すこと」をテーマに、学校、児童館、福祉施設等で活動中。

堀江映予(ほりえ・てるよ)
オーストラリア国立大学にて東南アジア地域研究修士号取得。その後、文化芸術分野の仕事に従事し、アートを通した人物交流や様々な地域でのプロジェクトに興味を持つ。

松原史奈(まつばら・あやな)
「言葉が意味を剥離され、声や呼吸に還元される瞬間に表れる」もののような、事柄や出来事の曖昧な側面を、どのように受け渡し可能にし、記録していくかに関心を持つ。最近の活動に、HORS PISTES TOKYO 2014 サテライト展での<物語>を利用したコンセプトワーク等。東京藝術大学先端芸術表現科卒。http://shakkakuinsatsu.web.fc2.com

森純平(もり・じゅんぺい)
建築家。1985年マレーシア生まれ。2011年東京藝術大学大学院建築科修了。建築という行為を通して時間を考えながら、アート、まちづくりといった状況を生み出す現場に身を置きつづける。主な活動としてAlice(ナントビエンナーレ)、引戸庵、マイタワークラブ、おっとり社、コジマラジオ、2013年より千葉県松戸市にてアーティスト・イン・レジデンスPARADISE AIRの企画運営等。http://junpe1.com

山本紀子(やまもと・のりこ)
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。デザイン事務所、一般企業等でWEB・グラフィックデザインを担当する傍ら、現代美術作家アシスタント、森美術館パブリックプログラムスタッフ等を経験。2008年より横浜市芸術文化振興財団にて、「横浜トリエンナーレ」「ヨコハマ国際映像祭」「横濱ジャズプロムナード」など様々な文化事業の現場で市民協働企画運営、制作コーディネート、広報等を担当。現在は総務部門に従事。

渡辺真太郎(わたなべ・しんたろう)
山形県生まれ。映像メディアを主体に制作/研究活動を行う一方、SJQ、Tsujiko Noriko、Joan of Arcなど、国内外の様々な音楽家の映像ドキュメントを制作している。主な監督作に「空間現代2」空間現代、「NEW GAMES」goat、「recorded2」Optrum(すべてHEADZ)など。


2015

伊東桃子(いとう・ももこ)
エネルギー開発企業においてCSR(企業の社会的責任)部門に所属。CSRの取り組みをまとめたレポートの編集を中心に担当。事業活動を通してどのように社会課題に向き合うべきかを考え、より効果的なステークホルダーへのアプローチを模索中。元気の源は旅。東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。

小原花(おはら・はな)
文学座52期演技部研究生修了。白百合女子大学フランス語フランス文学科4年。2014年秋から1年間、パリ・ディドロ大学へ留学。期間中にMédiaSpectacles、Stage de Carlo Boso、Cours Florentなどの演劇研修に参加。2015年6月パリにて「宣戦布告 ⁄ Leur Déclaration」を作・演出。

現王園セヴィン(げんおうぞの・せびん)
小学校から高校卒業まで在日イラン人学校にてペルシャ語とイスラム文化に囲まれて育つ。早稲田大学大学院ではイランの芸術運動とイスラム革命(1979年)の関係性を研究。東京都現代美術館インターン生として企画展準備に携わる。アートな視点で中東を知る「アートな中東」を立ち上げ、中東アートの”今”を紹介する。
アートな中東:https://www.facebook.com/art.na.chuto

白井希(しらい・のぞみ)
siranon(しらのん)|2012年7月よりデジタルクリエイティブイベント「教室」を企画。デザイン制作会社勤務の傍ら、イベントやワークショップの企画・実施を行う。多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース卒業。
http://kyo-shitsu.net/

寺島千絵(てらしま・ちえ)
愛知県生まれ。都内の美術館やギャラリー、文化施設を経て、あいちトリエンナーレ2013、2016エデュケーター。ボランティアの育成、市民との協働プログラムの企画およびコーディネートを担当。アートを介して立ち上がったコミュニティが継続し、活動していくためのシステムを探究している。

中尾愛(なかお・あい)
1989年静岡県生まれ。明治大学大学院理工学研究科新領域創造専攻修了。現在は都内の私立高校に英語教師として勤務。専門は舞踊人類学(ポリネシア圏)で、舞踊実践を踏まえた研究を試みている。文学・映像に関わるイベントの運営や通訳業務に携わるなど、日々芸術に対する関心の幅を拡大させている。

登久希子(のぼり・くきこ)
国立民族学博物館外来研究員。専門は文化人類学。大阪、ワルシャワで展覧会やイベント等の運営および調査に携わるほか、ニューヨークのオルタナティヴ・スペースを事例に「エフェメラル」な芸術、アーティストのアイデンティティの変遷について研究を行ってきた。現在の関心はパフォーマンス・アートとその記録、現代美術の取り組みと人類学の接点について。

Harper, Jake(ハーパー・ジェイク)
1988年ワシントンD.C.生まれ。ニューヨーク大学音楽学部作曲学科卒業。ニューヨークの「Soundwalk Art Group」で、種々の音楽コラボレイションを経験後、修行を経て僧侶の資格を取得。現在、東京とシカゴに在住し、日米両国を行き来しながら、サウンドアーティストとして、幅広い分野で精力的に活動中。

飯岡幸子(いいおか・ゆきこ)
1976年福岡県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業後、映画美学校ドキュメンタリーコースにて佐藤真氏に師事、映像制作をはじめる。撮影・監督作品に『オイディプス王/ク・ナウカ』『ヒノサト』、撮影作品に『ひとつの歌』(杉田協士監督)など。東京藝術大学大学院映像研究科修了。

小形幸(おがた・さち)
宮城教育大学大学院美術教育専修修了。文化複合施設の学芸アシスタントとして展覧会事業やワークショップの運営を経験の後、レジデンス事業を兼ね備えたアートセンターにて若手アーティスト支援事業を中心に担当。

柿沼美紀(かきぬま・みき)
2014年度RAM研修生。専門は発達心理学。研究対象はラット、イヌ、チンパンジー、ヒト。社会的つながりに焦点を当てた調査や実験を行う。社会と研究の乖離に限界を感じRAMに応募する。エッジの立った講師、スタッフ、研修生との交流は新しい経験であった。オーケストラ ニッポニカ団員、動物介在教育・療法学会理事長、日本獣医生命大学教授。文学博士。

川村麻純(かわむら・ますみ)
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。他者との関係性に関心をもち、家族の中の関係性をモチーフに映像と写真で作品を制作している。主な個展『川村麻純 Mirror Portraits』資生堂ギャラリー(2013)、『鳥の歌』京都芸術センター(2015)。
http://www.masumikawamura.com

木寺元(きでら・はじめ)
明治大学政治経済学部准教授。東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修了。博士(学術)。専門は政治学。地域をイノベーションする手法としてのアートプロジェクトに研究・教育両面から関心がある。主な著書に『地方分権改革の政治学 ―制度・アイディア・官僚制』(有斐閣、2012年)ほか。日本公共政策学会理事。

金昌浩(きむ・ちゃんほ)
弁護士・NY州弁護士。東京大学法学部卒業。シカゴ大学ロースクール卒業(J.D.)。大手渉外法律事務所での勤務を経て、現在都内のNGOにて「ビジネスと人権」プロジェクトを担当。母語である日本語の他、英語、韓国語、中国語を話す。人権・社会運動におけるアートの活用可能性について関心がある。

熊倉優子(くまくら・ゆうこ)
大学でポーランド語を専攻した後、都内の図書館に勤務。図書館勤務の傍ら、大学院で国際関係を学び、主として中東欧の地域研究を行う。趣味は映画鑑賞(特にフランス映画)と旅。現在の最大の関心事項はアートとアーカイヴの関係である。geidaiRAMを通じて、社会で利活用されるアーカイヴのあり方、またアーカイヴの活用の可能性について広く深く考察できればと思う。

玄宇民(げん・うみん)
1985年東京生まれ。主に韓国を舞台に映像作品を制作。生まれた地を離れた人々のありようと移動や異郷をテーマに映像の可能性を探る。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了、同博士後期課程在籍。『to-la-ga』(2010)、『NO PLACE LIKE HOMELAND』(2011)。韓国のフェリーを舞台にした長篇『OHAMANA』が2015年初夏に完成予定。
http://vimeo.com/woominhyun

島林秀行(しまばやし・ひでゆき)
1981年富山県生まれ。2004年早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。中小企業診断士。アートがかなり非常に完全に好きなサラリーマン。アートに関わるものであればすべて関心領域(アーティスト、作品、ビジネスetc…)。特に惹かれるのは、新しい方法やコンセプトを以って視覚的冒険を企てているアーティスト。若手作家では金光男が一押し。

清水玄(しみず・げん)
1984年東京都生まれ。写真を学んだのち、2015年に東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。「見るということ」やイメージに関する問題をテーマに、写真作品、ライブカメラを用いたビデオ・インスタレーション、近作では振動モーターを使用したオブジェなどを制作。現在はアート・インストールの仕事に携わりつつ、制作活動を行っている。

武田力(たけだ・りき)
演出家、俳優。幼稚園勤務を経て、演劇カンパニーのチェルフィッチュに参加。近年はアジアに眠る民俗芸能の構造から演劇を創作しており、フィリピンの国際演劇祭Karnabal Festivalにて、そのひとつ『踊り念仏プロジェクト』を共に被災地であるタクロバンと東北とで実装予定。

田村かのこ(たむら・かのこ)
アート・トランスレーター。2008年タフツ大学工学部土木建築科卒業、2013年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。日英の通訳・翻訳・編集、プロジェクトの企画運営、広報などを通じて、アートにおける翻訳・変換・接続の可能性を探っている。アートを専門とする通訳・翻訳者の団体「ArtTranslators Collective」を準備中。

Jang-Chi(ちゃんち)
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。2009年にアーティスト集団「オル太」を結成。近年の活動では、近代化の過程を再考するプロジェクト『GHOST OF MODERN』や加里峰洞市場(ソウル)で現地の演劇集団「未完成プロジェクト」とコラボレーション作品『ライオンになった場所』を第16回ソウル・マージナル・シアター・フィスティバルで発表した。

趙純恵(ちょう・すね)
東アジアの近現代美術史を軸に、ポストコロニアル・ディアスポラアートのリサーチを進めながら、アジアのアートにおけるオルタナティブな歴史の再定義を念頭に、展覧会企画、プロジェクトコーディネーター、翻訳など幅広く活動している。現在、東京とソウルを拠点に活動中。

永田絢子(ながた・あやこ)
武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現代美術ギャラリーでの勤務を経て、現在は公的機関にて文化事業のマネジメント業務に従事。また、個人の活動として展覧会やイベントを企画するほか、都市におけるゆるやかな〈共有〉のあり方を探る実践として月に一回ピクニックをひらくpicniic(ピクニイク)を共同主宰。
http://pic-niic.blogspot.jp/

仲本拡史(なかもと・ひろふみ)
1986年横浜生まれ。映像作家。幼い頃から引っ越しを繰り返し、小学生時代を主にミャンマーとインドネシアで過ごす。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。『無言の乗客』が第63回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にノミネート。『IR PLANET』が第20回ヴィジョン・デュ・レール国際映画祭にノミネート。
http://h2nakamoto.blogspot.jp

堀江映予(ほりえ・てるよ)
オーストラリア国立大学にて東南アジア地域研究修士号取得。その後、文化芸術分野の仕事に従事し、アートを通した人物交流や様々な地域でのプロジェクトに興味を持つ。

松原史奈(まつばら・あやな)
「言葉が意味を剥離され、声や呼吸に還元される瞬間に表れる」もののような、事柄や出来事の曖昧な側面を、どのように受け渡し可能にし、記録していくかに関心を持つ。最近の活動に、HORS PISTES TOKYO 2014 サテライト展での<物語>を利用したコンセプトワーク等。東京藝術大学先端芸術表現卒。
http://shakkakuinsatsu.web.fc2.com

森純平(もり・じゅんぺい)
建築家。1985年マレーシア生まれ。2011年東京藝術大学大学院建築科修了。建築という行為を通して時間を考えながら、アート、まちづくりといった状況を生み出す現場に身を置きつづける。主な活動としてAlice(ナントビエンナーレ)、引戸庵、マイタワークラブ、おっとり社、コジマラジオ、2013年より千葉県松戸市にてアーティスト・イン・レジデンスPARADISE AIRの企画運営等。http://junpe1.com

箭内聖司(やない・せいじ)
1986年福島県生まれ。茨城大学教育学部情報文化課程表現文化コース卒業。Port B《東京ヘテロトピア》リサーチャー(2013~)、《横浜コミューン》リサーチサポート(2014)。現在茨城在住。古民家を拠点に活動する「いなかあそび研究所」に参加、ゆるゆると地域リサーチ中。
https://www.facebook.com/inakaasobilab?fref=ts

山本紀子(やまもと・のりこ)
多摩美術大学情報デザイン学科卒業。デザイン事務所、一般企業等でWEB・グラフィックデザインを担当する傍ら、現代美術作家アシスタント、森美術館パブリックプログラムスタッフ等を経験。2008年より横浜市芸術文化振興財団にて、「横浜トリエンナーレ」「ヨコハマ国際映像祭」「横濱ジャズプロムナード」など様々な文化事業の現場で市民協働企画運営、制作コーディネート、広報等を担当。


2016

浅沼圭(あさぬま・けい)
母の影響で幼少期から新体操をはじめ中学で世界大会出場、北京五輪の全日本強化選手に選出。現在は後進の指導にあたりながら、舞台・映像を中心にさまざまなフィールドで活動。日々、身体の言葉を感じ聞き話しながら人間の可能性を探求している。主な出演作に森山開次「サーカス」ほか。

市毛晴佳(いちげ・はるか)
現在、主にメディア芸術のコンテストやフェスティバルの事務局にて、企画・制作・運営業務に従事。認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ所属。セクシュアルマイノリティがよりよく生きるためにできることを、イベントの運営に携わりながら模索している。当事者である。1988年生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。

伊藤初純(いとう・はすみ)
1987年東京生まれ。2011年桜美林大学総合文化学群演劇専修卒業。株式会社東急文化村に入社。シアターコクーンのデスクを経て、現在はマーケティング部販売促進室に所属。勤務の傍ら、表現教育やワークショップに興味を持ち、ワークショップの企画・運営・ファシリテーションについて勉強中。

宇野あずさ(うの・あずさ)
1991年神奈川県出身。場所固有のリズムと人との関係性に焦点をあて、立体や映像を用いたインスタレーションを制作。人間の想像力を駆使した表現であるユートピアを手掛かりに、創造行為から生まれるシンボルシステムについて芸術実践を踏まえた研究を試みている。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻在籍。
http://unoazusa.wix.com/websitenow

大畑彩(おおはた・あや)
多摩美術大学メディア芸術研究科にて三上晴子氏に師事する。2009年からフランスのブザンソン芸術大学に留学し、修士課程修了後の2014年から、フランス、台湾、韓国、タイ、フィンランドのアーティストインレジデンスに参加する。また2012年からオーストリア人作家のJoseph Mayrhoferと共にアーティストデュオとして”moment of instability”という概念を軸に、インスタレーション、本、ビデオといったメディアを混合した作品を展開、発表している。

岡本未来(おかもと・みき)
編集者兼ライター。専門は現代日本ファッション(社会学)。制作会社、外資系メーカー、スタートアップなどでの勤務経験を活かし、今後はアート、デザイン領域においても活動予定。専門分野を基軸とした論文執筆や、アクセサリーなど「身につけるプロダクト」のデザイン、それを手軽に制作できるシステムを企画中。

北川真紀(きたがわ・まき)
1989年滋賀県生まれ。上智大学英語学科卒業後、BS放送局に入社。展覧会事業や開局15周年記念特別番組を企画・プロデュース。現在は東京大学大学院総合文化研究科修士課程に在籍。専門は映像、身体感覚、イメージの人類学。長期フィールドワークでの映像制作を予定している。

柯念璞(こー・ねんーぷ)
キュレーター|近年は香港、韓国、マレーシアなどでの都市研究とアートプロジェクトに参加しており、長期に渡り東アジアの植民地史、社会運動、芸術、都市空間などのテーマについて研究を進めている。2013年台北鳳甲美術館にて「逆棲―都市辺縁部における対話と再建香港・大阪・台湾」展、2015年「Beyond the Borderline- Exiles from the Native Land―Taiwan, Hong Kong, Tokyo, Korea and Beijing」のキュレーターを務める。2014年深圳・香港都市建築ビエンナーレ、2015年マレーシアにTransActions in the Field―Challenging the Role of Citizen Participation through Participatory Public Artに参加。

齊藤哲也(さいとう・てつや)
女子美術大学大学院美術研究科修了。継続中の研究テーマは、幼少時の「少女マンガの模倣」を背景とした10代〜20女性作家による小さな美術動向と自己表象について。アート批評系タブロイド紙「+journal」の運営などに関わりながら、セクシュアリティについて現実の自分たちから考えるディスカッションを不定期に開催。

佐藤達也(さとう・たつや)
1990年栃木県生まれ。東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程書道専攻卒業。国内外での個展・グループ展の他に、こどもたちと一緒に古民家や屋外での書活動も実施。地方から世界へ、世界から地方へ、書芸術が展開していく一助となりたい。
http://www.bokuranoshoten.com/

檀原照和(だんばら・てるかず)
ノンフィクション作家。法政大学法学部政治学科卒業。日本の近現代裏歴史、巫俗、まちづくりなどに興味を持つ。文筆活動とメディアの制約に限界を感じgeidaiRAMに応募する。自治体の戦略として始められた地域アートに、歴史的文脈から必然性を付与するアートプロジェクト「土方巽 1960しずかな家」を主宰。ライター・イン・レジデンスの調査も行っている。

陳海茵(ちん・かいん)
1991年に中国で生まれ、小学校から静岡県で育つ。現在、東京大学大学院学際情報学府にて文化社会学を専攻中。ニューヨーク滞在中にアートと社会の関わり方について興味を持つようになる。修士論文では、中国現代アートにおける「制度の在り方」と「人々の実践」の往還作用について議論した。

外山有茉(とやま・あるま)
1989年京都生まれ。慶應義塾大学美学美術史学専攻卒業後、Goldsmiths, University of LondonにてMA in Contemporary Art Theoryを修了。主な関心は、東アジアにおける記憶・歴史の(再)形成、人間と動物の新たな関係性の構築など。

中島百合絵(なかじま・ゆりえ)
イギリスのローズ・ブルフォード・カレッジ演劇科を卒業。在学中や卒業後、ポーランド劇団Cricot2の中心メンバーだったアーティスト達との共同制作作品をもって、演劇祭等に参加。現在はイベント会社に勤務し、展示会やシンポジウムの企画制作・運営を担当している。

西田篤史(にしだ・あつし)
1986年生まれ。富山県出身。出版社勤務を経て、「拡張する編集」というヴィジョンのもと、編集者の知識と技術を応用したプロジェクトマネジメントをアート領域で実践。これまでの主な活動に、渋家運営メンバー(2013-2015)、TAV GALLERY Manager(2014-)、美学校 ギグメンタ 事務局・実行委員(2015、2016)など。

服部憲明(はっとり・のりあき)
慶應sfcで金融工学、ロンドン芸術大学チェルシーカレッジにてFine Artを学ぶ。アーティスト、およびギャラリーにてアシスタントディレクター、またフロントエンドエンジニアとしてアプリ制作会社の創業に参画。アーティストの新たな生態系のあり方を探り、相互にとってinnovativeなアートと社会の接点を設計すべく、劇場やギャラリー、コワーキングなど様々なレイヤーを混ぜ込んだスペースを設立準備中です。

増田悠紀子(ますだ・ゆきこ)
1986年東京都生まれ。美術大学で助手として勤務するなかで複数の産学プロジェクトに携わる。個人のクリエイティブな発想を、バックグラウンドの違うチームのなかでどのように協同し、社会に還元できるのかという視点で取り組んでいる。2009年東京藝術大学先端芸術表現科卒業、2011年同大学大学院美術研究科美術解剖学修了。

円香
1990年千葉生まれ。アニメーション作家、イラストレーター。IT業界でイラストレーター、デザイナーとして働きながら、NHKスペシャルなどのドキュメンタリー番組の映像制作に関わる。2016年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。「GYRØ」(2014)はバンクーバー国際映画祭やシュトゥットガルト国際アニメーションフェスティバルなど。国内外の映画祭で上映、受賞。最新作は「愛のかかと」(2016)女性や魔女といったテーマに関心を持ちアニメーションの制作をしている。現在は魔術・占術に関心を持ち、占星術や易の修行中。

三上真理子(みかみ・まりこ)
国内外の研究者や研究機関を支援する仕事で世界を飛び回る傍ら、東京、香港、ポズナニ等で現代美術の展覧会のコーディネーションを手がけてきた。専門はドイツ文化圏の近現代美術でベルリン留学後も引き続き勉強中。旅が好き。アーティストや研究者が萎縮することなく自由な発想で独創的な仕事ができる社会のあり方を考えたい。

山肩大祐(やまかた・だいすけ)
IT研究者やPCゲームメーカーを経て、国内外の体験型謎解きイベントの企画・制作・調査業務に従事。体験型謎解きイベントを制作する中で表現技法に強く関心を持ち、特に言語に依存しない普遍的な表現手段を模索している。それと同時にこれらを後世に残すためのアーカイビングにも強く関心をもつ。1976年広島県出身。

山田晃永(やまだ・あきえ)
東京都に生まれ、小中学生時代をロシアと米国で過ごす。大手総合商社においてインフラ事業に従事する傍ら、栗と北斎と花の町として知られる長野県小布施町にて「文化を軸とするコンシェルジュ型ツアー事業」の共同発起人となり、町長はじめ役場や町内事業者と連携し、芸術・建築・食等をテーマとする海外富裕層旅行者向けツアー事業の開発を進めている。