RAMフェローの玄宇民によるシリーズ企画《語りかたのエクササイズ》#09 が開催されました。
前回の「ロードムービー」に続き、語りかた研究の第2弾として「インタヴュー」を取り上げました。インタヴューが印象的な作品や、メタ的にインタヴューを取り扱っている作品事例を持ち寄り、実際にその一部を鑑賞しながら、映像実践でインタヴューを行う際の課題などについて議論を行いました。
後半はRAMリサーチャーの田中沙季をゲストに迎え、具体的な実践例のひとつとしてPort Bの《個室都市東京》(2009年 初演)を紹介・解説していただきました。インタヴュアーとしてマイクを向けることをはじめ、あるフレーム内における態度や振る舞いなど、議論を更に深めていきました。
【開催概要】
日時 : 2019年11月9日[土]14:00 - 17:00
会場 : 東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎3階
主催 : 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
助成 : 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
講師:玄宇民[映像作家/アーティスト]
ゲスト講師:田中沙季[リサーチャー]
企画:玄宇民
運営:佐藤朋子
記録:村田萌菜
監修:和田信太郎