青森県立美術館にて開催された展覧会『青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来』を訪問しました。
青森県立美術館学芸員で本企画展担当の奥脇嵩大氏によるギャラリートークに参加し、企画趣旨や制作過程、青森という土地についての詳細な解説を聞きながら、個々の作品を鑑賞しました。都市の生活からではあまり見えてこない、農業の営みという視点から芸術表現を見つめ直す機会となりました。
本展では、Jang-Chi(RAMフェロー)が所属するアーティスト・コレクティブ オル太によるプロジェクト《耕す家》も展示されており、ビューイングプログラム#08にて千葉で訪問した時から、青森での展示に至るまでのプロジェクトの経過を、時間をかけて追うことが出来ました。
その後、国際芸術センター青森(ACAC)を訪れ、『賑々しき狭間』展や、版画作業を行っていたオル太の制作現場を見学し、学芸員の方達からACACの試みなどについてお話しを伺いました。
【開催概要】
日時 : 2019年12月1日[火]
会場 : 青森県立美術館, 国際芸術センター青森
主催 : 東京藝術大学大学院映像研究科(RAM Association)
助成 : 2019年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
企画:Jang-Chi
運営・記録:西本健吾, 中島百合絵
監修:和田信太郎