2020 2019 2018 2014-16(一期)
研修生
池添 俊(映像作家)
1988年生まれ。フリーランスでデジタル映像を作る傍ら、8mmフィルム映画を作成。メディアを横断する新たな映画表現を模索しつつ、個人的な声(記憶)を集めて、普遍的な声(意識)として再構成する。2019年、中国人の継母との出会いと別れを描いた『愛讃讃』(2018)が国内外で上映。2020年にはオンライン映像祭「Films From Nowhere」(関内文庫)に参加、育ての親である祖母の声から作った『朝の夢』(2020)が第31回マルセイユ国際映画祭(FIDMarseille)から正式招待される。
WEB|https://www.shunikezoe.com
岩根 愛(写真家)
1975年東京都生まれ。1991年単身渡米、ペトロリアハイスクールに留学。帰国後、1996 年に独立。2006年以降ハワイにおける日系文化に注視し、移民を通じたハワイと福島の関わりをテーマに制作を続ける。2018 年、初の作品集『KIPUKA』(青幻舎)を上梓。第44回木村伊兵衛写真賞、第44回伊奈信男賞受賞。ドキュメンタリー映画『盆唄』(中江裕司監督作品、2018年)を企画、アソシエイト・プロデューサーを務める。
WEB|www.mojowork.com
上野 貴弘(映像作家/アートディレクター)
1989年愛知県生まれ。建築・デザインを学んでいた21歳の頃から自主制作で映画を撮り始める。大学を卒業後、読売テレビ放送に入社、テレビ美術デザイナーとして番組のデザイン・アートディレクション/プロデュースを担当。退職後、スコットランドのエディンバラ大学でドキュメンタリー映画を制作、MFA in Film Directing修了。
WEB|https://www.takahiroueno.net
小山 冴子(キュレーター/編集者/とんつーレコード)
1982年福岡生まれ。2006年よりオルタナティブスペースart space tetra(福岡)の運営メンバーとなり、ジャンルや場所を横断する様々な企画を行う。2009年に自主レーベル『とんつーレコード』をスタート。2012年に別府へ、その後、鳥取、鹿児島、名古屋、札幌と、関わるプロジェクトに合わせて移動し、現在は札幌の文化施設に勤務しつつ土地を歩き見ながら、場所の発生と記録、伝達の形式について日々考え、実践している。
WEB|http://03150.net/tontuu/
苅部 太郎(アーティスト)
1988年愛知県出身、東京拠点。写真メディアが生成する現実感に関心を持ち制作をしている。大学で心理学専攻後、金融機関に勤務。独立後に災害、マイノリティ、難民などを題材にフォトジャーナリズム/フォトドキュメンタリー領域で活動をはじめた。並行してフリーランスとして映像制作に携わっている。主な展覧会に「Age of Photon/ INCIDENTS」IMA gallery、東京(2020)、「Saori」Head on Photofestival、シドニー(2017)など。
WEB|https://www.tarokaribe.com
草野 なつか(映画作家)
1985年生まれ、神奈川県出身。東海大学文学部文芸創作学科卒業後、映画美学校12期フィクションコースに入学。2014年『螺旋銀河』で長編映画初監督。長編2作目『王国(あるいはその家について)』はロッテルダム国際映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭などで上映される。いずれの作品も演者と役柄のあわい、役柄を「獲得」したときの声の変化に着目した作品であり、現在は能と川(街)にまつわる作品を準備中。あくまで劇映画にこだわりながらの制作を続けている。
小島 ひろみ(企画制作/リサーチ/PR)
広島県出身。福岡市で舞台芸術の制作や広告代理店勤務を経て、2013年から広島市現代美術館学芸員。企画した展覧会に「東松照明―長崎―」展(2016)、「村野藤吾の建築―世界平和記念聖堂を起点に」(2017)など。2018年から外資系ラグジュアリーブランドのアート部門マネジャーを務め、展覧会やイベント企画実施に関わる。現在は現代アートギャラリーのPRに携わりながら、美術館時代からのリサーチを継続。
小林 清乃(アーティスト)
無名の人々や失われた存在、見えないものと協同し、並行して発生している言葉、意味以前の言語、複数の時間、その体系を顕在化する。近年では再生しながら消えていく音響としての「声」を扱うことであらたな口伝えの形態となりえる表現を探求している。作品としては、1945年に若い女性たちによって書かれた言葉を朗読した「Polyphony 1945」(資生堂ギャラリー、2019)、一対一のインタビューを通して非日常的な語りを発生させた「インタビューセッションセラピー 交わるとき、あなたの語ることの声」(Yale Union 米国、TERA TO TERA祭り、2018)がある。
WEB|kiyonokobayashi.com
進藤 冬華(アーティスト)
札幌を拠点としつつ、様々な場所に滞在しながら作品の制作、発表を行っている。特に北海道に関わる題材が多い。作品の多くは郷土史や地域の文化を調べることから始まり、活動する中での体験が反映されている。現代に生きている自分が、過去の出来事にどう向き合えるのかに興味がある。
WEB|www.shindofuyuka.com
鈴木 和歌奈(文化人類学者)
文化人類学者。3年間の新聞記者経験を経て、アカデミアの道へ。現在、京都大学で学振研究員として研究を行っている。研究の関心は、科学技術、環境、人間と非人間の関係。博士課程では、iPS細胞を医療応用する実験室で長期フィールドワークを行い、知識や技術が生まれるプロセスを分析した(第5回日本学術振興会育志賞受賞)。映像人類学やアーティストとのコラボレーションへ関心を広げている。
竹岡 寛俊(映像ディレクター)
1984年、大阪生まれ。2010年にジョージア(旧グルジア)のパンキシ渓谷に住むチェチェン系ジョージア人、キストの人々に出会いドキュメンタリー制作を始める。シリア内戦で息子を失った母をテーマにしたNHKの番組でATP賞ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞。レッテルや社会との分断をドキュメンタリーによって再構築する方法を模索中。現在、長編映画The Pleaの製作を進めている。
武政 朋子(作家)
1984年・埼玉県出身。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
物事への乖離と解体を行いながら、それによって生じる状態への問いかけを通し、認識するということへの考察などを行う。近年では使用するメディアや展覧会の構成も多岐にわたる。主な近年の展示:I am remembering why we are thinking about it.(2019/瑞雲庵/京都)・『shadow play』(2019/Arai Associates/東京)・vinyl house(2018/Arai Associates/東京)など。
WEB|https://tomokotakemasa.com
田中 良佑(アーティスト)
1990年 香川県生まれ。東京都在住。東京藝術大学大学院修士課程美術研究科壁画専攻修了。「社会の中のそれぞれの『私』」という言葉を大切に、自分自身の立場も省みながら、この世界で生きるそれぞれの一度きりの人生の可能性を探る。
アートという場所だからこそ可能かもしれないdocumentaryの在り方、作者の在り方 その表現について思索し、現在は国内外のアーティスト・イン・レジデンスや展覧会に参加しながら、生き方を思い悩んでいる。
WEB|https://lalalalarush.wixsite.com/ryosuke-tanaka
Dino Rib(アーティスト)
ディーノ・リッブ (王 楽軒) 香港生まれ香港育ち。香港中文大学工学部卒業。香港浸会大学大学院 (スタジオアート専攻)修了。現在は美大や映像専門学校の非常勤講師を務めている。 メディアアーティストとして、パフォーマンス、抽象性や視覚表現の可能性をテーマに様々な作品 を手がけている。2019年5月に香港で個展「屯門ハイウェイの呪い(とその解き方)」、同年8月札幌でミニ個展「See-scape 目にみえる景色、目にみえる風景」を行った。
WEB|http://www.dino-rib.com
冨田 了平(フォトグラファー/ビデオグラファー)
1986年名古屋市生まれ。アートプロジェクトや展覧会、舞台芸術などの記録映像、記録写真を手掛ける。 また映像作家として、様々なプロジェクトベースの作品制作にリサーチのプロセスから参加することもある。東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業,同大学院修了。
長嶺 慶治郎(アーティスト)
北九州市出身、パリ在住。パリ国立高等美術学校修士課程修了(スタジオGuillaume Paris、川俣正、Jean-luc Vilmouth)。最近の展覧会は『Illusions never come alone』(2020)、『Qui a la clé』(2019)『BleakHazySweetToxic, a Lullaby』(2019)
橋本 美和子(アーティスト/会社員)
東京都生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。社会問題や他者とダイレクトに関わることが出来る表現に興味を持ち、コンセプチュアルアートの作品を制作する。 その後Web業界に就職してからは、あんなに好きだったアートにピンと来なくなり、少し落ち込む。アートって、普通の人を感動させたり日常生活の役に立つものでは、ないんだっけ? 改めて、文化的なアプローチが生活の糧になることを確かめたく、RAM Association に参加。 現実を捉え直し、其々が日常生活を戦っていく助けになるような表現と、それを手渡すのに相応しいメディアを模索したい。
WEB|https://hashimotomiwako.com/
𡈽方 大 (アーティスト/インストーラー)
1989年愛知県生まれ。アーティスト、インストーラー。2011年金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻卒業。現在、秋田公立美術大学大学院助手。
気温、湿度、光などの外的要因によって形態を変化させるインスタレーション作品などを制作している。また、スペース運営や展覧会企画、プロジェクトの運営をしながら、インストーラーとしても芸術祭や展覧会などの作品設置も携わる。
WEB|向三軒両隣(https://mukousangenryodonari.cloud/) タイムライン展(http://artandarchive.com/timeline/)
プルサコワ ありな(社会学者)
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士後期課程在学中。アートベース・リサーチをテーマに研究を進めており、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどを組み合わせた作品制作を行っている。8ミリフィルムアーカイブ・プロジェクト「穴アーカイブ」(2015-)のメンバーとして活躍し、2019年にウェブ・サイト『世田谷クロニクル1936-83』を公開。2017年からドイツ、韓国、福島、沖縄を訪れ、記憶の継承をテーマに『H/F』パフォーマンス・プロジェクトを運営。
松岡 佐知(医療人類学者)
大学卒業度、薬剤師として医療機関や公的機関に勤務。その後、国内外で草の根の団体による教育や保健、環境保全に係るプロジェクトの調査などに携わった後に大学院に入学。臨床での疾病の治癒を目指すという病院の基本的な在り方、さらに日常のなかで人々のあいだにある医療というものについて、生老病死やそのとりまくコミュニティと向き合ってきた。現在は南インドを事例に、健康指標や疾病の診断基準といった客観性だけでなく、人々や社会にとっての健康や病・福祉の在り方の多義性を定性的だけなく、定量的にも研究している。
これにより、公的制度からもれてしまう人や、いわゆる「医療」では治療が困難な人にとっても、それぞれがのぞむ生老病死のありかたに近接できる社会の実現に貢献できないかと考えている。著書に、『南インドに生きる医療:制度と多元性のあいだ』(風響社)
松田 将英(アーティスト)
1986年生まれ。アーティスト。ドイツ・ベルリン在住。近年の活動として個展、2019年「White Magazine」(EUKARYOTE、東京)。グループ展では、2018年「AMBIENT REVOLTS」(ZK/U、ベルリン)、2017年「SIGNALS」(DiG、ベルリン)、「#LutherLenin」(Studio Hrdinů、プラハ)、「TACIT FUTURES」(Volksbühne、ベルリン)など。
WEB|https://www.mshdmtd.com/
間庭 裕基(アーティスト/写真家)
1988年神戸生まれ。立教大学現代心理学部卒業。美学校修了。都市空間とそこに住う人々に内在するマージナルな領域をモチーフにした写真、映像作品を制作する。アーティスト・ラン・スペース「文華連邦」の運営メンバー。
WEB|https://www.yukimaniwa.com/
三枝 愛(アーティスト)
1991年埼玉生まれ、京都拠点。生家が営む原木椎茸栽培を取り巻く環境とその変化を見つめる作品《庭のほつれ》を中心として制作を行う。社会から選ばれないもの、残されないものを残すための手立てとして制作による保存行為を試みている。2020年アーツ前橋レジデンスプログラム参加。
2019年より捩子ぴじん・島貫泰介と共に『アンティゴネー(仮)』制作に向けた、葬送儀礼・墓跡と大逆事件関連史跡リサーチと実践のプロジェクトを継続中。
WEB|miedaai.jimdo.com
三野 新(写真家/舞台作家)
1987年福岡県生まれ。写真家・舞台作家・ニカサン主宰。「恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに作家活動を行っており、見えないものを見る手法として、物語・写真行為・演劇を横断的に試行/ 思考しながら制作している。2017年より舞台芸術を主に制作するコレクティブであるニカサンを主宰。
2011年早稲田大学文学部演劇映像コース演劇系卒業。 2017年東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了。 博士(芸術)
WEB|www.aratamino.com
アカリ・ヤスダ・アキキ(アーティスト)
広島県出身、ロンドンとアブダビを拠点に活動中。東京の出版社で週刊誌記者、雑誌編集者を務めた後、2011年に渡英。2018年にロンドン芸術大学ファインアート学部を卒業。近年の主な芸術的実践と研究の関心は、ポスト人新世の美学における複数の意味や解釈、ハイブリッドの可能性による両カテゴリーの超越性に関係している。作品はTENTギャラリー(ロッテルダム)、Freerotation Audio Visual Festival(ウェールズ)等で上映され、TENT Academy Awards 2018(ロッテルダム)にノミネートされた。
WEB|https://www.akariyasuda.com/
山科 晃一(映像作家/小説家/映画監督)
1991年兵庫県神戸市生まれ。テレビ局勤務後、2019年東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻終了。映像制作会社、広告制作会社を経て現在フリーランスとして主に映像/広告のディレクション及びシナリオを担当。作家としての研究テーマは「資本と身体」。自身の10年間の集団スポーツ経験を回顧し、資本主義に淘汰される身体性の奪還について追究。小説家として受賞歴あり。映画監督、脚本家としても活動中。
Yuni Hong Charpe(アーティスト)
1981年東京都生まれ。アーティスト。フランスと日本で制作を行う。パフォーマンスを中心とし最近では映像も作っている。しかし映像酔いしやすいのが弱点。ダンスとヴィジュアルアートの間を漂いつつ、記憶と現在との複雑な結びつきを探る。2020年度KPACリサーチ支援型共同研究プロジェクトにおいて「レクチャーパフォーマンス制作とその翻訳に向けて:崔承喜をめぐるダンスとことば」というテーマでリサーチ中。
WEB|http://www.yunihong.net (ホームページ:フランス語)
http://www.k-pac.org/kyoten/guide/2020d1/ (KPAC)
羅 絲佳(アーティスト)
中国広東省に生まれ育つ。2015年四川美術学院卒業、2016年に来日。2020年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。アニメーションを軸に作品を制作し、時おり作品の音楽制作・サウンドデザインも担当する。非視覚的芸術のあり方を作品に取り込み、表現の可能性を追求している。修士卒業作品の短編アニメーション『私はモチーフ』には、音楽・アニメーションの構造を人間の社会構造と関係づけることで、「意識」という概念を再解釈した。
https://www.sijia-luo.com/
インターン
朝倉 千恵子(アーティスト/俳優)
映像に映ることや誰かの言葉を話す時うっかり誰かに乗り移ってしまっている時など、様々な「うつる」ということや自分の言葉や身振りがどこからやってきているのかという在り処・拠り所に興味があり、パフォーマンスや映像を用いながら制作している。チェルフィッチュ『三月の5日間リクリエーション』やジゼル・ヴィエンヌ、エティエンヌ・ビドー=レイ『ショールームダミーズ#4』に参加するなど俳優としても活動している。
飯田 リサコ
「貧困問題」、「難民問題」など人権侵害の凄惨な現状について書かれている犬養道子氏の「人間の大地」(犬養 1983)を高校時代に読んで衝撃を受け、それ以来「難民問題」に関心を持っている。大学では国際法、大学院では日本の難民認定申請者の就労権について研究。いかに持続可能な形で「難民問題」の解決の一助になれるかを模索中で、現在は、ウェブメディアの会社で働いている。旅と踊りが好き。
石谷 岳寛(映像ディレクター)
1977年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
在学中より映画美学校(1期生)に通い、黒沢清、塩田明彦、佐藤真監督などに師事。助監督として幾つかの映画やCMなどの現場に参加後、フリーのディレクターに。テレビドキュメンタリーを中心に活動をしている。主な演出作品に、 TBS「情熱大陸」、NHK「ドキュメント72時間」、「ノーナレ−愛を売る男たち」など。
宇佐美 奈緒(アーティスト)
1994年東京都出身。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。わたしではない誰か、此処ではない何処かを思い巡らすため3DCGやカメラを用いた映像を制作している。また、身体の新たな可動性を探すためにゲームを研究している。
WEB|naousami.com
かわかみ しんたろう(精神科医)
東京生まれ。精神科医。都市や建築を人間として見立て、ありのままを調査・記述し、解釈や判断を避ける現象学的アプローチを得意とする。精神医学や精神病理学をベースに、時間・空間・人間の配置図を偶発的に書き換える試みを行う。2019年2月よりgeidai-RAMで「東京カミダーリ」を開始。また北海道と東京で、簡易宿所や人間観察研究所、電気宗教など社会実験的にコミュニティの在り方を模索している。
川上 大雅(弁護士/弁理士)
札幌市内にて、札幌北商標法律事務所とギャラリーsalon cojicaを運営。様々な側面から創作を支えている。salon cojicaのほか、近年関わったプロジェクトとして、なえぼのアートスタジオ(2017-)、NMAライブ・ビデオアーカイブ(2017)、中崎透 × 札幌 × スキー「シュプールを追いかけて」(2017-)、すすきの夜のトリエンナーレ(2013-)など。スキーにもちゃんと取り組む。
WEB|https://www.satsukita-law.jp https://www.salon-cojica.com
倉谷 卓(写真家)
1984年山形生まれ。近年の個展に「Ghost’s Drive」ニコンサロン(2018)、「アリス、眠っているのか?」 Hasu no hana(2019)など。
WEB|www.kurayatakashi.com
栗田 朋恵(山と図工の学び舎てくてく 主宰)
東京藝術大学先端芸術表現科卒業。山と野原をフィールドに文化や体験を探求している。日常の延長にある自然とアートをテーマに子どもや親子にむけたワークショップなどを行っている。長野県認定登山ガイド。『山と図工の学び舎てくてく』『外あそびtete』『白馬ユース・ゲストハウス』の主宰をつとめる。
WEB|http://www.tekutekuyama.com
小林 太陽(美術家)
1995年生まれ。東京都出身、神奈川県横浜市在住。美術家、映像作家。ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校第2期修了。作家自身と、作家の知人 ・友人・家族、そしてふたりの間をとりもつ第3者という、3人の関係をたわいもない雑談を通して描く映像作品を主に制作。主な展示・プロジェクトに、個展「ぼくらは今のなかで」(画廊跡地、2019年)、カオス*ラウンジ「破滅*アフター」(A/Dギャラリー、2018年)、中央本線画廊/画廊跡地(2017~2019年)。
WEB|https://yan-a-gawa.tumblr.com/
近藤 美智子(コーディネーター/ディレクター)
神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。2007年よりパブリックスペースでインスタレーションを展開する「HOMEプロジェクト」を実施。「桐生再演13」「越後妻有アートトリエンナーレ2009」を含む、茨城・群馬・高知・新潟の家屋20軒以上で展開。その後、東京藝術大学と東京都美術館の社会連携事業「とびらプロジェクト」「Museum Start あいうえの」の立ち上げ経験を経て、2016年よりフリーランスとして活動開始。大阪府立江之子島文化芸術創造センター、建築倉庫ミュージアムなど文化事業の企画やイベントのディレクションなどを軸に活動を展開。
坂本 裕司(映像作家)
福島県出身。「都市の肖像」をテーマに、ランドスケープの撮影を中心とした映像・写真・インスタレーションの制作を行う。近年はリサーチ作業を通して、ある場所・空間を舞台に据え、風景や語りなどをモチーフにしながら、都市が持つ記憶の古層を喚起させる制作プロジェクトを進めている。イメージ / サウンド / テキスト / スペースの有機的な融合を模索中。他方では「人間の即興動作」「属性を剥がす」ことへの関心から、舞踏やパフォーマンスを扱った制作にも取り組んでいる。イメージフォーラム映像研究所専科修了。
WEB|https://www.cinemusi.com/
佐藤 貴宏(映像制作)
多摩美術大学映像演劇学科卒、東京芸術大学大学院メディア映像修了。
現在仙台市在住。昨年度よりRAMに参加。映像における記号学的思考実験と実践のプロセスの中で、サウンドとイメージの関係とそのメディアの記録性の問題を主に扱う。メタ映画制作から映像インスタレーション、サウンドパフォーマンスとその形態は様々であるが一貫してヒューモア的批判精神による快感の共有を目的とする。また不定期でサウンドアート関連のひどいイベントを企画、その中でパフォーマンスを行う。
柴田 悠(映像作家)
1991年、秋田県出身。京都大学文学部在学中に自主映画制作をはじめ、卒業後は映像制作の道に進む。イメージフォーラム付属映像研究所で実験映画のノウハウを学んだのち、東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻に進学。メディアクリエイターの佐藤雅彦に師事し、映像における新しい物語の語り方について研究と制作を行う。近年はこれまで培ってきた知見を生かし、ダンスパフォーマンスのドラマトゥルクなども担当している。
渋谷 敦志(写真家)
1975年大阪府生まれ。大学在学中に一年間、ブラジルの法律事務所で働きながら本格的に写真を撮り始める。1999年、ホームレス問題を取材したルポで国境なき医師団主催のMSFフォトジャーナリスト賞受賞。2002年、London College of Printing卒業。現在東京を拠点に活動。日本写真家協会展金賞、コニカミノルタフォトプレミオ、視点賞など受賞。2019年、ノンフィクション『まなざしが出会う場所へ——越境する写真家として生きる』刊行。
ゾエ・シェレンバウム(アーティスト)
1990年ニューカレドニア生まれ。現在、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻在籍。「ゲニウス・ロキ/場の霊」という異文化的問題を通じて、人と、人が住む、或いは通り過ぎる場所の間で現れる「もつれ合い」の、詩的な性質を美術的な実践で探る。現在の研究は、出生地ニューカレドニア、育った場所フランス、そして現在住んでいる日本に拠点をおく。これら3つの地域間の往復の旅、そして学際的な出会いから、エッセイフィルムなどを制作している。それは、我々が場の霊の出現と消失の条件を定めようとする美術的な実験過程を問うことを意図している。
WEB|www.zoeschellenbaum.com
ソフィー・エルサムニー
沖縄生まれ。エジプト及び英国にて、国際関係学と中東地域研究学(政治·メディア)を学んだ。関心は、映画を通じた地域研究から制作と幅広い。この1年は、「声」が持つエネルギーや映像作品における「声」が持つ機能や可能性について考えている。2018年度RAM2研修生・2019年度RAM Associationインターン。2018年度·2019年度イメージフォーラム映像研究所映像アートコース研究生。
陳 艾文
東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学修士課程修了。東京大学「社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業(AMSEA)」2017年度修了生。ドキュメンタリーなどの映像作品がどのようにして人や社会を動かすかについて関心を持っている。映像表現の動向を注視していきながら、映像における表現の仕方、上映の仕方について考察したいと思う。
土本 亜祐美(アニメーション作家/アーティスト)
環境や人からインスピレーションを受け、個人の内的表現に停まらない表現を模索する。手書きやデジタルドローイング、実写など、いろいろな表現方法でアニメーションを制作する。最近はアニメーションの歴史を遡り、新しい可能性があるのではないか思案している。2011年広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科卒、東京在住
。
WEB|https://tsuchimotoayumi.wixsite.com/tsuchimotoayumi
トモトシ(作家)
都市における様々なルールに対して、それを脱臼させるようなアクションを加えることを考えています。部分的にであれ現実が変容するのを記録するために、ドキュメントの手法をとってきました。
WEB|http://tomotosi.com/
西田編集長(アートプロジェクトマネージャー)
1986年生まれ。 富山県出身。 Contemporary Art Project Planner。 出版社勤務を経て、 「拡張する編集」 というヴィジョンのもと、 編集者の知識と技術を応用したプロジェクトマネジメントを実践。 活動テーマは、 芸術と社会を紐づける人に、 「都市の4つの条件」 という実践を。 現在の主な活動は、 遊園地都市の進化 主催、 トモ都市美術館 Director、 TAV GALLERY Manager 等。
WEB|https://note.com/edit451/n/nbdf38c7e946d
万里(Madeno)(アーティスト/テレビ番組ディレクター)
放送局でテレビ番組ディレクターとして、ドキュメンタリーや情報番組を中心に、現場主義で取材・企画・制作活動を続けている。2008年から写真を用いた作品制作に取り組み始める。2014年写真展「窓−Our Windows−」(東京 エプサイト)、2015年スライドショーセッション「消失の彼方へ」(東京 ガーディアンガーデン)、2015年ラトビアの国際写真教育プログラムISSP(Jim Goldbergクラス)参加をはじめ、国内外での展示、ハンドメイドのアーティストブックの作成、スライドショー作品の発表などの活動を行う。近年はワークショップデザイン、リノベーションまちづくりなどへ越境や、写真作品の制作やTV番組制作の経験で培った、撮影・編集・取材・インタビュー・文章執筆などの技術を元に活動の場をさらに広げようとしている。東京大学・法学部・政治コース卒。2018年度よりRAM研修生及びインターン。
WEB|http://www.madeno.net/
大和 由佳(美術作家)
杖や足、動植物、洗濯、食事、発声などの観察をもとに、映像やオブジェ、インスタレーション等の作品をつくっています。「臥す」と「立つ」の間で営まれる人間のいろいろな行為と、自然環境や社会状況とが混ざったり分離したりしている様に、強くひかれます。愛知県生まれ。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。
WEB|http://yamatoyuka.com/
吉田 高尾(シナリオライター)
1987年生まれ。横浜国立大学で映画について学んだ後、システムエンジニアの会社に勤めながら、批評活動を行う。退職後、シナリオライターとして、かわさきFMで1年間「ラジオドラマの失敗」という番組内のラジオドラマを執筆。ただいま、多方面に勉強中です。ずっと勉強してたいです。
WEB|http://scenario.episode.jp/testlress/
李 和晋(映像作家/写真家)
1991年東京生まれ、東京在住。2020年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。
記憶と知覚に関わる事象として映像と写真による経験を捉えながら、起源、郷愁、移動、歴史、物語など、人間と時間の関わりの中で生起する現象を主題に制作を行う。主な作品に、韓国の釜山に暮らす祖母を訪ねて制作した「海峡」(2013-2015)と、家族写真が撮影された場所を探し求めて旅をしながら制作している「Saudade Project」(2019-)がある。
WEB|hwajinlee.com
レーズン(Video and Game Maker)
映像&ビデオゲーム作家/ アバンティーズ妄想、マルチネボーカロイドスクール、水曜日のダウンタウン、Cardi B、maison book girl狭い物語、グッドデザイン賞映像 とか(๑•̀ – •́)و vtuberも
WEB|http://kawaii-nekochan.com
フェロー
青柳 菜摘(アーティスト)
ある虫や身近な人、植物、景観に至るまであらゆるものの成長過程を観察する上で、記録メディアや固有の媒体に捉われずにいかに表現することが可能か。リサーチやフィールドワークを重ねながら、作者である自身の見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観者がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。プラクティショナーコレクティヴであるコ本や honkbooks主宰。「だつお」というアーティスト名でも活動。
WEB|https://www.datsuo.com/
飯岡 幸子(映像作家)
映画美学校にて佐藤真氏に師事。監督作品に『オイディプス王/ク・ナウカ』『ヒノサト』。撮影スタッフとして参加した作品に、酒井耕・濱口竜介監督『うたうひと』、杉田協士監督『ひかりの歌』等。2017年Kanzan galleryにて個展『永い風景』を開催。近年はリサーチャーとしての活動も。東京藝術大学大学院映像研究科修了。
カニエ・ナハ(詩人)
2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2016年、詩集『用意された食卓』で第21回中原中也賞、第4回エルスール財団新人賞。本の装丁や、アーティストとのコラボレーション、朗読パフォーマンスも多数。主な参加展に「MOTサテライト 2017 春」(東京都現代美術館、2017)、「さいたま国際芸術祭2020」等。
玄 宇民(映像作家)
1985年東京生まれ。生まれた地を離れた人々のありようと移動の記憶、マイグレーションをテーマに映像作品を制作。主な作品に『OHAMANA』(2015)、『未完の旅路への旅』(2017)など。香港の離島から始まるプロジェクト『逃島記』を2018年より継続中。ソウル独立映画祭(韓国)、Taiwan International Video Art Exhibition(台湾)などで作品上映。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士、同博士後期課程修了。
WEB|http://vimeo.com/woominhyun
田中 沙季(Port都市リサーチセンター)
2009年より社会実験的なプロジェクトを展開する創作ユニットPort Bに参加。リサーチ・キャスティング・プロダクションマネジメントを専門に、芸術表現と都市・人・社会の関係を軸に活動する。
WEB|https://www.instagram.com/port_urban_research_center/
Jang-Chi(オル太)
2009年にアーティスト・コレクティヴ「オル太」を結成。祭りや習俗、都市の群衆における共同体の振る舞いについて、仮設の場や幻想の共同体を自らつくり遊びや余地のある身体表現を試みている。集団的な想起から生をとりまく環境や技術、自然と対峙するプロジェクトを展開する。
WEB|www.olta.jp
潘 逸舟(美術家)
1987年上海生まれ東京在住。2012年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な展覧会に「アートセンターをひらく」(水戸芸術館、茨城、2019)、「Cross Domain」(金鶏湖美術館、蘇州、2018)、個展「The Drifting Thinker」(MoCA Pavilion、上海、2017)などがある。
WEB|hanishu.com
スタッフ
[プロジェクト・マネージャー]
中島 百合絵(企画・制作/ナレーター)
イギリスのドラマスクール(Rose Bruford College)を卒業。在学中や卒業後、ポーランドの劇団Cricot 2の中心メンバーだったアーティスト達との共同制作作品をもって、演劇祭等に参加。イベント・ライブ制作会社での企画制作経験を経て、2019年からはフリーランスとしてアートプロジェクト、パフォーマンス、映像等の制作業務に携わる。ナレーターとしても活動中。
[プロジェクト・プランナー]
佐藤 朋子(アーティスト)
1990年長野県生まれ、神奈川県在住。2018年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。レクチャーパフォーマンスを主として「語り」による表現活動を行う。主な作品に、『しろきつね、隠された歌』(2018)、『瓦礫と塔』『ふたりの円谷』(Port B 東京修学旅行プロジェクトにて上演、2018–19)、『103 系統のケンタウロス』(2018)、『MINE EXPOSURES』(2019)など。
WEB|tomokosato.org
[プロジェクト・エディター]
村田 萌菜(東京藝術大学大学院映像研究科博士課程)
1990年神奈川県生まれ。アートプロジェクトの企画運営やアシスタントキュレーター、目 [mé]の作品制作アシスタントなどを経て、表現の循環を生みだすような創造的な鑑賞者の存在や、その振る舞いに関心を抱く。現在、東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程在籍、アートプロジェクト《まさゆめ》の事務局を務める。
[広報]
西本 健吾(教育哲学・思想史研究者/リサーチャー)
1991年生まれ。教育思想史研究者。「美・政治・教育」をテーマに、J.デューイの思想を中心に両大戦間期アメリカの教育思想を研究対象とする。主な著作は、論文「1930年代デューイ思想における美と政治の緊張関係:全体主義との対決に着目して」(『教育哲学研究』(115), 2017. 教育哲学会奨励賞受賞)、共著『教育哲学のデューイ: 連還する二つの経験』(東信堂, 2019.)、論文「ブラック・マウンテン・カレッジ初代学長J.A.ライスの芸術教育思想:J.デューイの思想における共同体と個人の連関を手がかりに」(『教育学研究』87(3), 2020. 近刊予定)。また、パフォーミング・アーツに関わるリサーチの活動も行なっている。パフォーマンス・ユニット チーム・チープロ共同主宰。現在、東京大学大学院教育学研究科博士課程。
[ビデオグラファー]
澤本 望(ビデオグラファー)
1989年神奈川県生まれ。プロダンサーを目指すも挫折した経験から、踊りという身体表現を観賞者との関係性から研究し、大学院では「踊ること」を主題にした作品制作やワークショップを開催する。慶應義塾大学環境情報学部環境情報学科卒業、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。PR会社・アパレル会社を経て現在フリーランスとして、アートにおけるビジネスモデル開発をめざして活動する。
[プロジェクトスタッフ]
田郷 美沙子(アーティスト/東京藝術大学大学院映像研究科教育研究助手)
1993年生まれ、岡山育ち。筑波大学総合造形領域卒業。交換留学生として1年間スペインのバルセロナ大学芸術学部で学ぶ。新芸術校2期生。東京藝術大学院グローバルアートプラクティス専攻修了。絵画、映像や布、写真など様々なメディアを用いて制作する。
[コミュニケーションズアドバイザー]
西山 有子(Go-Betweens株式会社)
森ビル株式会社で社会人向け教育機関「アカデミーヒルズ」の立ち上げ、新規事業開発やスクール事業の企画、広報、運営に携わる。その後、森美術館でファンドレイジングおよびマーケティング・コミュニケーション マネージャーを兼任。2013年に退職、Go-Betweens株式会社を設立。横浜トリエンナーレ、松本ナイトミュージアム、フィンランド陶芸展、まちライブラリーなどのプロジェクトに参加。文化活動のマネジメントやコミュニケーションに関わる。
ディレクター
和田 信太郎(メディアディレクター/東京藝術大学大学院映像研究科助教)
芸術実践の在り方をめぐって、アートプロジェクトの企画、教育プログラムの開発、映像メディアや書籍出版の制作など、プロジェクトベースに活動する。主な仕事として、展覧会シリーズ「残存のインタラクション」企画、「尺度の詩学」企画(Kanzan Gallery, 2017-18)、「ワーグナー・プロジェクト」メディアディレクター(神奈川芸術劇場KAAT, 2017)、パフォーマンスシリーズ「サークル・ナレーティング」企画(2019 -)がある。プラクティショナーコレクティヴのコ本や honkbooks主宰。
シニアフェロー
今福 龍太(文化人類学者・批評家/東京藝術大学大学院映像研究科特任教授)
クレオール文化研究の第一人者。1980年代初頭からラテンアメリカ・カリブ海各地でフィールドワークに従事し、2002年からは奄美・沖縄・台湾の群島を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美自由大学〉を主宰する。ブラジルの大学でも教鞭をとる。著書に『ミニマ・グラシア』『群島-世界論』『ジェロニモたちの方舟』『レヴィ=ストロース 夜と音楽』『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』など多数。
プロデューサー
桂 英史(メディア論・芸術実践論・図書館情報学/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
専門はメディア理論、芸術実践論、図書館情報学。主な著作として、『インタラクティヴ・マインド』、『図書館建築の図像学』、『東京ディズニーランドの神話学』、『人間交際術 コミュニティ・デザインのための情報学入門』、『せんだいメディアテーク コンセプトブック』(共編著)、『先端芸術宣言』(共編著)などのほか、最新刊として『表現のエチカ 芸術の社会的な実践を考えるために』(青弓社)がある。
高山 明(演出家/東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1969年生まれ。2002年、Port B(ポルト・ビー)を結成。実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。近年では、美術、観光、文学、建築、都市リサーチといった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想・思考によって様々なジャンルでの可能性の開拓に取り組む。主な作品に『シドニー歌舞伎プロジェクト』、『ワーグナー・プロジェクト』(横浜)、『マクドナルド放送大学』(フランクフルト)、『ピレウス・ヘテロピア』(アテネ)、『北投ヘテロトピア』(台北)、『横浜コミューン』(横浜)、『東京ヘテロトピア』(東京)、『国民投票プロジェクト』(東京、福島ほか)、『完全避難マニュアル』(東京)など多数。