ミュージアム・エデュケーターの会田大也氏を講師にお招きします。
会田氏はワークショップや教育プログラムの開発や運営を各地で手がけてきました。アートシーンだけでなく、ビジネスや産業においてもワークショップへの期待が高まり、普及するなか、そもそもワークショップは必要なのかどうかを問い直しましょう。メディアスタディーズの初回ということで、学びや教育に内在する主体性の問題を、「寛容」、「正義」を手がかりに根本的に迫っていく機会にしたいと思います。
日時:2018年7月8日(日) 14:00-18:00
会場:東京藝術大学 上野校地 中央棟1階 第2講義室
講師プロフィール:
会田大也 [ミュージアムエデュケーター]
東京造形大学卒業、情報科学芸術大学院大学修了。東京芸術大学大学院映像研究科映像メディア学専攻在学。山口情報芸術センター[YCAM]にて2003年の開館より11年間、チーフエデュケーターとして教育普及を担当。メディアリテラシー教育、美術教育、地域プロジェクトの分野で、オリジナルのワークショップやプログラムを開発実施した。一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞受賞、担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」は、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。国際交流基金主催、日・ASEAN友好40周年事業 国際巡回メディアアート展「MEDIA/ART KITCHEN」および「あいちトリエンナーレ2019」へはキュレーターとして参加。その他、(株)三越伊勢丹やVIVITA株式会社、(株)Mistletoeなどといった企業とも協働し、学校以外の場所での教育プログラムの開発や運営に携わる。また、アーティストとして作品発表も継続的に行う。2014年より東京大学大学院ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム[GCL]特任助教。