《 RAM PRACTICE 2020 – Online Screening 》上映作品
 Program D 


《 父の声 》

本作品は、私の父の「声」と「語り」に着目し、1970年代から沖縄の変容を見つめてきた父による彼の体験に基づいた 73  0についての語りと、当時の様子が収められたファウンドフッテージ(8mm フィルム)から構成される映像作品。これらのファウンドフッテージの多くは、沖縄アーカイブ研究所により収集されたもの、または、棄てられるかもしれなかったフィルムとして同所に寄贈されたもの。 (※730は、『本土復帰 』に伴い、1978 年7月29日の晩から30日にかけて行われた車線変更を意味し、戦後沖縄史の一コマとして記憶されている)

Chi Chi no Koe, 2020
16:9, HD, Stereo Sound, colour, 16’05”

 

 

沖縄生まれ。10代後半より、父の故郷であるエジプト・カイロをベースに生活。エジプト及び英国にて、国際関係学と中東地域研究学を学んだ。関心は、映画を通じた地域研究から制作と幅広い。この1年は、声が持つエネルギーや声が喚起する感情等について考えている。

 

 


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