坂本裕司
《 川うつし 》

《 RAM PRACTICE 2020 – Online Screening 》上映作品
 Program A 

《 川うつし 

江戸から明治にかけ、芝居小屋・武家屋敷・外国人居留地・遊郭などに囲まれ、活気に満ち溢れていた築地川。関東大震災や64年東京五輪を経て、その後空間としての変化を続けてきたこの川へのリサーチをもとに制作した。三島由紀夫はこの場所を舞台に小説『橋づくし』を書いたが、その翻案元となった近松門左衛門の『心中天綱島』を、本作では朗読映像作品として語りなおす試みである。声なき人形が描いた文楽の物語と水なき川が生んだ都市の空間は、「死」をモチーフとして語られた時、どのように響き合うのだろうか。

朗読|中島百合絵
撮影・編集|坂本裕司
原作|近松門左衛門『心中天網島』

The River, 2020
16:9, HD, Stereo Sound, colour, 13’00”

 

福島県出身。イメージフォーラム映像研究所専科修了。 「都市の肖像」をテーマに、ポートレートやランドスケープを中心とした写真・映像・インスタレーションの制作を行うほか、「人間の動作」「属性を剥がす」ことへの関心から、即興舞踏やパフォーマンスを扱った制作にも取り組んでいる。

www.cinemusi.com

 


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